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【高校で数学テスト10点だった”超”文系が数学科学生になるまで】①文理選択の話

どうも、一休誰絵です。
今回は私のルーツについてお話をしていこうかと思います。ぶっちゃけ大学受験失敗談です。失敗談ということですが、ついでに大学受験を考えている人、進路選択で迷っている人の力になれたら幸いです。

ここから詳しく書きますが、今回は長文になる可能性があるため、シリーズ化できたらしたい、と思います。

【概要】

まず、今のステータスですが、某女子大学で数学科に在籍しており、数学の勉強をしています。数学科を設置している女子大なんて片手数えられるくらい?なので特定できそうですが…そこはみなさまのご想像にお任せします。
ちなみにゼミは解析学で、基礎解析学を中心に学んでいます。(ぶっちゃけ、今は全く触っていないのでほぼ忘れかけている)

そんな私ですが、現在のステータスに至るまで

高校で文理選択時に理系を選ぶ

高校3年時に浪人ありきで大学受験

某S台予備校で1年間浪人

なぜか数学科に来た

といった具合。今回は、高校の文理選択のお話をしていきます。

元々は気象学の勉強をしたかった

小さい頃の夢は、気象予報士でした。これは毎朝のニュースで気象情報を好きで見ていたのがきっかけです。明確な動機といったものはないのですが、毎日同じ天気がないこと・四季があることが不思議でならなかったからだと思います。小学5年で受けたテレビ局の取材で「将来の夢は、気象予報士です!」と言った記憶があります。

一方、中学生時に飛行機にどハマりしていた時期があり、重力に逆らって空を飛ぶ鉄の翼に、大きく引き込まれていきました。定期テストが終わった後に、ご褒美として父親に空港に連れて行ってもらっていたり、木村拓哉さんのドラマ「Good Luck」の再放送を見ていたり。漠然と飛行機に関する仕事もしてみたいな、なんて思い始めていました。まあ、飛行機と天気はかなり密接に関わっているので、どちらも”空”に魅力を感じたのでしょう。

そして、飛行機と天気、どちらの夢も叶えてしまえ!ということで、大学では気象学を勉強したいということから、高校の文理選択は理系に。

今思うと、これは自分の特性・得意分野を全くもって考えていなかった、大きな選択ミスでした。

実は中学の頃から、理系科目は大の苦手だった

というのも、私は中学の頃から理系科目、とりわけ物理系・数学系のものが先天的にできない体質でした。数学の定期テストでは、70点前後が当たり前、ひどい時で55点。80点以上は取ったことがほとんどありませんでした。ちなみに中学受験はしていないので、普通の公立中学のテストでこの点数です。

高校受験時も、模擬試験では国語が95点くらい、他の科目も80点以上は当たり前の一方、数学だけは50点台でした。

世の中でいう「私、数学なんて中学レベルもできなかったよ〜」という人と同じような状態だったのですね。

もちろん、高校に入ってからもそれは変わらず。国語のテストはクラス平均を超えていることが多かったのですが、数学だけは……学年でも下から数えた方が早かった…。1回、下から3、4番目の時もあったのですが、私より下の順位の人は、数学を捨てた文系やテスト中ずっと居眠りしていた人だったので、実質自分が最下位みたいなものでした。

ということで、文理選択の際、全くもって自分の得意分野を考えておらず、「まあ大丈夫っしょ」というごく軽いノリ・興味だけで選んでしまったのです。親は「好きにしちゃいなYO!」ということであまり口出ししてこなかったのですが、担任の先生からは「大丈夫?」とかなり心配されました。そりゃあ、そうですよね。数学のテストが10点台が当たり前でしたもの。

高校2年の時は、もちろん理系クラスに。そこそこの進学校ということもあり、周りは東大・東工大を目指すような人がゴロゴロいました。その中で、ただでさえ理系科目が苦手なくせに、スーパー理系できる君たちが集まったクラスで、さらに落ちこぼれていきます。

今回はここまで。
次は、高校3年の大学受験のことについてつらつらと書いていきます。このシリーズ、続くかな〜




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