笑顔でいることに囚われて
私は決して
見目の良い方ではないが
昔から
笑顔だけは褒められた
君の笑顔は
周りを明るくするね
笑顔でいることはとても大切な事
不機嫌は周りに嫌な気持ちを振りまく
それはそうなんだけど
頑なにそう信じていて
そこに囚われて
自分にもそれを課してきた
でも、どうしても
笑顔になれない日もあるし
不機嫌なこともある
そんな日は自分を心の中で責めた
自分に厳しくすればする程
相手を無条件に受け入れることは
出来なくなると言っていい
相手の不機嫌もずっと
心の中で責め続けていた
さしずめ不機嫌警察といった様相
何故不機嫌になると
周りにいる人は嫌な気持ちになるんだろう
ふと思って考え直す
例えば少人数の家族の中で
一人不機嫌で怒っていれば
自分が責められている気持ちになるだろう
だから嫌なんだ!
何が原因で不機嫌なのか分からないけど
説明してもくれないけれど
それでも心で責めるのを止めた
誰のせいでもいいし
誰にでも不機嫌な日はあるのだから
そうしてもいいんだと受け入れよう
ただ、
私の心の在り方を変えただけなんだけど
何故か相手の不機嫌な日が
目に見えて少なくなっていった
笑顔でいてもいいし
怒っていてもいいよ
たったそれだけの事なんだなと思った
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