母校で受験についての講演をした話

はじめまして。雪女と申します。
今回,noteを始めてみました。自分の思ってたことや何か体験したことなどを書いていきたいと思ってます。きっかけとしては,今回の話が大きいです。どうぞよろしくお願いいたします。

今回,母校の先生方に呼ばれ,大学進学組の高校生に受験当時のお話をする講演を行いました。突然,母校の先生から連絡がきたときは驚きましたがこういった機会はめったにないと思い,自分の経験のために参加することとなりました。正直,私の受験は思うようにいかない,いわゆる受験失敗。その経験について話せたらなと思い今回の講演に挑みました。

受験当時

当時,受験生だった私は美大志望(アニメ・漫画系)でデッサンや志望大学に向けた対策ばかりをしており,勉強はテスト勉強以外全くしてませんでした。それが盲点だったと今でも思ってます。今では人気な学部でしたので,受験人数も多かったですし,周りの作品を見て「あぁ、これは落ちたな」「AOで落ちるなら一般では無理だ。」自分の想像していた進路が崩れ,1から大学探し・学部探しからやり直し。最初は専門学校を1番に考えていましたが,その道だけに狭めるべきなのか,幅広い道に進むべきなのかすごく考えました。先生ともたくさん話し合いました。結果的に指定校推薦で心理学部に進学しましたが,とある海外ドラマがきっかけでした。

きっかけ

「BULL / ブル 法廷を操る男」
シーズン6まで放送された海外ドラマは先日最終回を迎え,完結を迎えました。内容は主人公,ジェイソン・ブルが専門とする裁判科学を使い,クライアントを勝訴へ導くために陪審員たちのデータをもとに分析・戦略をし,証人・被告にアドバイスを行い裁判を有利に導く。という内容です。裁判科学とは行動心理・臨床心理×IT分析などを掛け合わせて行われるものです。(そういう説明だったはず)
BULLはシーズン1から見ており,学部変更を考えていた時も放送されていました。(おそらくシーズン4)ちょうどBULLを見ていた時,「心理学って面白そうじゃない?」と思い決めました。他の学部ではいまいちピンとこなかったことが心理学について調べると面白そうだったので。こんな理由で決めましたが,後悔はしてません。逆にこの学部に行ってよかったと思います。美術系に行ってたら今頃後悔して絵を描くことが嫌になっていたかもしれません。

質問されて

こんな話を延々として,1つ学生さんから質問されたことがありました。「志望校に落ちた時,どうやって切り替えることができたのか」
理由は簡単に,推しのイベントに参加して元気をもらったから。その時は丁度「秀知院音楽譚」が開催される1週間前ほどに志望校に全部落ちて絶望に駆られてた時期でした。気分転換に観る予定ではなかった配信を見て,かぐや様メンバーの演技,歌唱に圧倒されて泣いて,すごく勇気づけられましたし,頑張ろうと思えました。切羽詰まってるときは一旦休むことも大切ですし,苦しみながら勉強や大学選択をしてもいい結果にはならないと思いました。だからこそ,あんな安易な選択をしても後悔もしてませんし,あの時息抜きできたことがよかったと思います。

講演をしてみて

この講演で分かったことは,やはり人前で話すことがすごく苦手ということがわかりました(笑)。けど,この人数よりも多い人前で話すことがめったにないので「あの講演より人数少ないからいける」と思えるようになりました(笑)すごくいい経験にもなりましたし,久しぶりに先生方にも会えて割と楽しい時間でした。今の受験は制度も変わったりして大変だと思いますけど(私の時はほんと大変だった.…入試方法変わるって言われていろいろ書類書かされたのに全部無意味になったし.…)高校受験と違って様々な選択肢もありますし悩む時期だと思います。今回の話で受験で悩んでいることや全く学部とか決まってない人にでも何か伝わっていたらいいなと思いました。

こんな長文読んでくださりありがとうございました。

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