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ロゴ制作/[ SHELPA.design ]

UI/UXデザイナーのサエキさんの屋号「SHELPA.design」のロゴ制作を担当させていただきました。


プロジェクトの「伴走者」になりたい

ベンチャーから大手まで、幅広い企業でデザインとマネージメントの経験をお持ちのサエキさん。
そんな彼が「プロダクト開発の難所をともに越えていく伴走者になりたい」という思いを込めて、エベレスト登山をサポートするシェルパ(Sherpa)手助け(Help)を組み合わせて名付けられた屋号が[SHELPA.design]です。

ロゴの構成イメージ:
・「山」と「頂上までのルート」
・ロゴタイプはHelvetica
・白黒、線画のイメージ

ご本人がデザイナーであることもあり、ロゴのイメージも具体的でリファレンス付き(至れり尽くせり)。これをベースにロゴのアイデアを考えていきます。


難所 “エベレスト”

シェルパはエベレストの登山ガイドなので、エベレスト山の写真などを集めつつ山の形を探っていきました。途中で「山」の表現の難しさに気づき、エベレスト山をスケッチしたり…枠をつけたり外したり…(エベレスト山の登山ルートなんかも調べました)

とにかく手を動かしてみよう!ということでスケッチを描き、それをサイキさんとシェアしながらディスカッション。(通常はこちらで絞り込んでご提案することが多いです。クライアントがデザイナーだからこそ取れた手段)

最終的に画像中央のスケッチを気に入っていただき、ここからロゴマークの作り込みを開始しました。


作り込み

中央の三角はエベレスト山の形を意識して頂点を少し右に寄せ、斜線の線幅や間隔などもバリエーションを作って検討。黄色い円は正円にせず、ラフなパスを引いて温かみを感じられるようにしました。
ロゴタイプに使うヘルベチカのインパクトに負けないよう存在感にも気を使いました。

あわせて黒背景バージョンも作成。錯視による線の幅の見え方の違いを細かく調整し、どちらも同じ印象になるようにしました。


そして…


\  完成  /


* * *


ロゴタイプは将来的な展開を見据えて「SHELPA. XXX」のバリエーションが作りやすい構成にしました。
サエキさんのこれからのご活躍の一助になれば幸いです。


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