とかげからしろくまに推し変した話。
すみっコぐらしが好きだ。
かわいいだけじゃないキャラクターのプロフィールが好きだ。
今まで映画は3作。すべて観ている。
映画館の1番うしろの席を陣取り1人で涙を流すというのがいつものパターンだ。
ありがたいことに最新作ももうアマプラで公開されているので家でもむせび泣いている。
私は最初「とかげ」が好きだった。
実は恐竜の生き残りで本当のことを言うと捕まるから自分をとかげと偽っている。おかあさんは「すみっしー」という恐竜で湖に住んでいる。たま〜に会える。でもみんなにはお母さんがすみっしーだということはナイショだ。
たぶんすみっコぐらしで1番人気なのではないかと思う。
だがしかし、私はある時を境に「しろくま」に推し変してしまった。
しろくまはたぶん北極であろうと思われる北の地からお母さんや双子のきょうだいに何も告げずに暖かい南へ逃げてきたのである。寒さが苦手で極寒に耐えきれず、黙って流氷に乗って家出したのである。その時のしろくまの気持ちを思うと涙が止まらない。
なんという覚悟。家族と仲が悪かったのではない。お母さんや家族と過ごすよりしろくまにとっては寒さが家出をするほどツラかったのだ。しろくまは自分で暖かい南の地に居場所を見つけたのだ。
なんて強い子なんだろう。
すみっコぐらしのキャラクターにはこのように切なくなるエピソードがたくさん詰まっている。
観る機会があれば映画すみっコぐらしを是非観ていただきたい。
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