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Webライターに、「向いている」「向いていない」はある?

副業やフリーランスを目指す時に、始めやすい仕事としてあげられることが多いWebライター。

しかし、これから始めようと思っている人、始めたばかりの人の中には「本当に自分に向いているのかな?」と考えて踏み出せなかったり、悩みながらやっていることも多いんじゃないでしょうか。

そこで今回は、Webライターに向いている人、向いてない人について書いてみようと思います!

ちなみに、主にフリーランスや副業でWebライターをやる場合という前提で書いています。僕の経験をもとに主観が大いに入っていますので、その点だけご承知おきください!

Webライターに向いている7つの特徴

Webライターに向いている特徴として、僕が考えているものを7つピックアップしてみました。

文章を書くのが苦にならない

文章を書くのが嫌で嫌でしょうがないという人はさすがに向いていないでしょう。しかし、「うまく文章が書けない」「苦手だ」という程度の理由で「ライターは向いていない」と諦めるのであれば、それはちょっと待ってくださいと言いたいです。何故ならWebライターは必ずしも「うまく文章を書く」ことが仕事ではないからです。

ライターを始める時によく「文章が好きだから」という理由がありますが、正確には「苦にならない」だと思います。つまり文章に対してどう思い入れがあるのかというのはあくまで動機の中の一つでしかなく、いい意味で割り切って文章を書ける人がWebライターには向いていると言えます。

協調性がない人

「チームで動くのが苦手な人」はWebライターに向いていると思います。ライターチームを組んで活動している人もたくさんいますから全員が全員とは言いません。しかし、そういう人はそもそも別にライターじゃなくてもバリバリやれる人なのです。

誤解を恐れずに言うと、ライターは基本的に独り仕事なので協調性がなくても問題ありません。ここで言う協調性というのは気遣いが全くできないとかではなく、「空気を読むのが疲れる」とか、「周りに合わせることにストレスを感じる」という意味です。

相手がいない仕事はありませんから、ある程度のコミュニケーション能力や最低限の社会常識は無論必要ですよ。ただライターは「空気を読まなければいけない」「周りに合わせなければいけない」というシチュエーションは圧倒的に少ない仕事です。

ちょっと自分は協調性に欠ける…と感じている人でもできる仕事はあるのです。

他人と自分を比較しない人

正直どんなことにおいても言えることなのですが。

SNSやブログを覗くと「月~万円達成!」なんかのいわゆるキラキラ投稿がタイムラインにバンバン上がって来て「自分にできるのか?」と気後れしてしまう時があると思います。参考程度にして「自分は自分」と気にしないのが一番なんですが、これも同じ。そもそもこういった人はライターじゃなくても成功している才覚がある人なんだ、と考えるようにした方がいいです。

自分がライターをやる理由、軸がしっかりしているなら自分を信じましょう!

飽きっぽい人

これも意外と思うかもしれませんが、裏を返せば「好奇心が強い」ということです。

ライターって1日中デスクに向かってカタカタやっているイメージがあるもしれませんが、同じ文章を漢字ドリルのようにひたすら打ち込んでいるわけではありません。

業務を請け負うとクライアントによって様々な案件があってルールも違い、知らないことはリサーチする必要があるし取材で外に出ていくこともあるでしょう。クライアントワークの他にこうやってnoteを書いたり、ブログ運営している人も多いし、フリーランスなら雑務も1人で全部やります。こんなに刺激がある仕事はないと思います。

スケジュール管理ができる人

管理がうまい、というよりは細かく計画をしたり、スケジュールをあれこれ考えたりするのが好きな人は向いていると言えます。

ライターの仕事は納期こそ指定されますが、あとは全部自分の裁量です。口やかましくも親身に叱ってくれる上司はいませんから、スケジュールから何から全部自分で考えなければいけません。これが苦にならず楽しいとさえ思える人は向いています。

素直になれる人

もちろん社会通念的に理不尽なことを言われたら異議申し立てすべきですが、基本的に言われたことを客観的にとらえて素直に受け入れられる人でないとライターの仕事はやっていけません。

Webライターであれば主にWeb上のやり取りです。不特定多数の人とやり取りをしていれば、時にはムッとすることもあるかもしれません。ここで感情的になったり、自己主張が強過ぎる人はライターの仕事は難しいと言えます。

当たり前のことが当たり前にできる人

ライターは時と場所を選ばず自由にできるというイメージがあると思いますが、ただの自由人には務まりません。

納期を平気で破る、連絡が遅い、ルールを守らない、などやるべきことをやらない、当たり前のことは当たり前だから少々構わないと軽視しているとすぐに仕事がなくなってしまいます。

向いている向いていないという議論は不毛

ここまで書いてきたことを全て覆すようなことを言うな!と思われるかもしれません…。ただ、誰かから「お前はこれが向いている、向いていない」と意見されたら、一応表向きは有り難く受け取っておいて全力で無視しましょう。自分の可能性を狭めるだけだからです。自分のことは自分が一番分かっているのだから自分で決めればいいだけ。それで失敗しても多少諦めがつきますが、人に言われてやったことでうまくいかなかったら人のせいにする。これが一番最悪です。

とにかくやってみてなんか違うなぁ…と思ったらやめればいいし、ピンと来たらとことん突き詰めればいいでしょう。

「向いている」「向いていない」というのは呪いの言葉です。Webライターを始めようと思っている、もしくはやっているけど悩んでいる初心者ライターの皆さんは、まずその呪縛から解放されましょう!


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