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【サンプル記事】

※本記事は、yoscaの「あなたのライターキャリア講座」受講時の課題作成として提出したものです。


未経験でこれからライターを始めたいという人や、まだ経験の浅い駆け出しライターという人の中には、

「ライター未経験だけど、いきなり始めて仕事はもらえるの?」
「まだライターの実績がほとんどなくてアピールすることがない…」

という悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。

特別な資格や高度なスキルは必要なく、パソコンとネット環境さえあればすぐに始められる、というのがWebライターの大きなメリットです。

とはいえ、「全くの未経験で大丈夫?」と心配な人もいるでしょう。この記事では、未経験や実績のない駆け出しライターでも自分をアピールできる「ポートフォリオ」について解説していきます。

「ポートフォリオ」ってなに?

ポートフォリオとは、クリエイターの実績をアピールするための「作品集」を指します。

例えばデザイナーのポートフォリオは、自分がデザインしたイラストなどをまとめたものです。よってライターのポートフォリオは、自分が書いた「文章」をまとめたものということになります。

未経験や駆け出しライターの段階では、当然実績がない、もしくは少ない状態です。クライアントにとって、経験の浅いライターと実績があるライターとでは、当然後者の方に仕事を任せたいと思うでしょう。

しかし、未経験でも自分をアピールすることは可能です。クライアントは、文章力はもちろんですが、その人の経歴や人柄、また納期など基本的なルールが守れるか、ということも見ているからです。

これらを含めてポートフォリオにまとめることで、未経験のライターでも自分をアピールして案件を獲得するチャンスは十分あります。


ポートフォリオの作り方

さて、ではポートフォリオはどうやって作れば良いのでしょうか?

主な作り方を3つ見ていきましょう。

【1】WordPressを開設する

ポートフォリオは様々な方法で作ることができますが、その中でおすすめなのが「WordPress」を使って作成する方法です。

WordPressは、ホームページやブログなどのサイト作成ツールです。個人だけではなく、多くの企業サイトでも使われているツールなので、WordPressに記事を直接入稿することが条件という案件もしばしばあります。

ドメイン取得やレンタルサーバーの費用がかかりますが、使えるようにしておくと後々仕事の幅が広がるので是非検討してみてください。

【2】無料ブログを利用する

ただ未経験や初心者となると、費用がかかるWordPressは少しハードルが高いと感じてしまうかもしれません。そこで、はじめのうちは無料のブログサービスを使うという方法もあります。

無料で利用できるブログサービスは、アメーバブログやはてなブログ、noteなどが有名です。

【3】ポートフォリオ作成サービスを利用する

ライターのポートフォリオ作成に特化したedireco(エディレコ)というサービスを利用する方法もあります。無料で使うことができ、フォーマットに沿って必要事項を入力していくだけで簡単に作成することができます。


ポートフォリオには何を書けばいい?

ポートフォリオを載せる場所が準備できたら、実際に作成していきましょう。しかし、初めて作る場合「何を書いたらいいのかわからない」という人も多いでしょう。

未経験、駆け出しライターが、最低限ポートフォリオに書くべき項目は主に3つあります。

【1】自己紹介

氏名、簡単な経歴、得意なジャンルなどの自己PRを書きます。自分をアピールすることは必要ですが、仕事を受ける上であまり関係のない情報が入っているなど、だらだらと長い文章にならないよう簡潔にまとめましょう。

【2】職歴・経歴

これまでの職歴・経歴をできる限り具体的に記入します。クライアントが求めているライターを判断する材料になるのはもとより、社会人としてのマナーや常識があり信頼できるかどうかも見られています。しっかり記入するようにしましょう。

【3】サンプル記事

未経験で実績がない場合、まずサンプル記事を書いてみましょう。自分が得意とするジャンル、過去の経歴や体験に関すること、興味があってこれから勉強しようと思っていることなど何でも構いません。

サンプル記事は、クライアントがライターの文章力を端的に判断する材料になります。ただ、1記事だけでは「本当にこの人に任せていいのか?」という点で説得力に欠けます。3~5記事を目安に用意しておきましょう。


ポートフォリオを作る時の注意点

ポートフォリオを作る際に、注意すべきポイントがあるので押さえておきましょう。

【1】誤字・脱字をしない

ポートフォリオを作成したら、必ず誤字・脱字がないかチェックすることが必須です。ライティングの仕事なのに誤字・脱字があると「この人に任せても大丈夫?」と思われてしまいます。声に出して読む、校正ツールでチェックするなど確認を怠らないようにしましょう。

【2】クライアントの記事を無断掲載しない

未経験の場合は気にする必要はありませんが、過去にクライアントに納品した記事がある場合、ポートフォリオに使用していいかクライアントへ確認することが必要です。

自分が書いた記事でも、クライアントによっては記事の著作権を委譲することが契約の条件になっている場合があります。もし掲載したい場合は、無断で使用せず、必ずクライアントに確認を取り、許可を得るようにしましょう。

【3】こまめに更新する

せっかく実績が増えてきても、ポートフォリオの内容が古いままではそれまでの経験を活かすことができません。最大限自分をアピールできるよう、内容はこまめに更新するようにしましょう。


まとめ

未経験の人や、駆け出しライターにとっては「実績がないけど大丈夫かな?」と心配の人も多いでしょう。しかし実績がないからこそ、自分をアピールできる材料が必要になってきます。

「ポートフォリオ」を作り、その結果案件を獲得できれば、それが実績になります。この積み重ねで、さらにポートフォリオを充実させることができるでしょう。

「実績がない…」という人も、まずはポートフォリオの作成から始めてみましょう。

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