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Photo by usharp

出雲駅伝を終えて國學院への想いと新皇學館の健闘と

Aika

こんばんは、Aikaです。
今日も今日とて出雲駅伝のお話です。
（終わった直後に書けなかったのは、出雲駅伝の後も予定が詰まってまして）
今の熱量で書かないと、と思いましたので、多少表現等甘いところがあるかと思いますが、今の気持ちを読んでいただければと思います。

國學院の出雲駅伝パブリックビューイングを観て

今回は初めてパブリックビューイングにて出雲駅伝を観戦する、という経験をしました。
周りは國學院のOB・OGや、駅伝ファンの方ばかりという中、皆さんと興奮を分かち合いながらの観戦は非常に新鮮でした。
さらに、レジェンドOBの方々が解説しながらというのがレア過ぎます！
（これ無料で良いんか…？レベル）

このOBの方々の選出も非常にバランス良くて、素晴らしかったですね。

お話上手で面白く、寺田夏生監督に襷リレーをした立役者でもある奥龍将さん。
國學院の歴史を変える基盤を作ったと言っても過言ではない練習の鬼で現在もコニカで走られている蜂須賀源選手。
出雲駅伝初優勝のアンカーを務め、現在も旭化成所属で活躍中の土方英和選手。
卒業したばかりで現役の後輩たちのこともよく理解しており、旭化成で活躍も期待される中西大翔選手。

前田監督の教え子1期生から世代もしっかり網羅できるように組まれていたとのことでさすがです…！

結果は4位で目標としていた表彰台にあと一歩届かずではありましたが、全員が今できる最善を尽くした結果だと言えるでしょう。

上原選手は1区で区間3位というかなり良い位置で持ってきてくれたと思います。
それも前半は集団で息を潜め、あえて目立たず、前の集団にはしっかりとついていく。飛び出した選手に無理についていくことはなく、追えるタイミングでしっかり追うというクレバーさを見せつけてくれました。
若干牽制がありながらの1区でしたから、途中で変に力を使って溢れてしまう可能性もあったところを堅実に走り切ってくれたのがさすがですね。
今後の1区起用も十分ありそうです。

青木瑠郁選手は2区で区間8位と本人的にはかなり悔しかったことでしょう。
ただ、他校のエースひしめくこの区間で、しっかりと食らいついた走りは立派でした。
他校の強力なエースたちに追い抜かれたり、離されそうになっても絶対に離させない、見えるところで渡すんだ、という気概を感じる走りが彼の強さだと思います。
そして、まだまだこんなもんじゃ無い。
確かに記録で走るわけではないけれど、彼は積み重ねてきた記録も駅伝の実績もあります。
もう一皮むけた瑠郁選手が観られるのが楽しみです。

伊地知選手は3区というエース区間で5位とかなり難しい展開の中、かなりまとめて襷をつないでくれました。
留学生2人に追い抜かれるのはついていくかどうか、判断が難しいところでしたが、慌てずにしっかり溜めて、落ち着いて走り、最後はしっかり詰めるという主将らしい走りを見せてくれました。
もちろん、本人的にはまだ悔しいものがあるでしょう。
他校のエースともっと自分は戦える！と感じていると思いますので、全日本ではさらなる強さを見せてくれることでしょう。

山本歩夢選手は4区で区間6位と万全では無い中でもしっかりと走り切ってくれました。
単独走になってしまい、ごぼう抜きキングとしては難しい展開の中、稼ぎたくても稼げないもどかしさはあったでしょう。
それでも決して崩れない、落とさないというのが彼の強さです。
駅伝という繊細な競技でベストな時を作るのが難しいからこそ、万全でなくてもどれだけ走れるか、というのが真の強さとも言えます。
何があっても言い訳なく自分は柱なんだという気持ちが見える走りでした。

高山選手は前回の箱根の悔しさを払拭するかのような区間4位の安定した走りを見せてくれました。
彼もまた難しい位置ではありましたが、追いつかせない、離さない、という役割をしっかり全うしたといえます。
元々長い距離への適性がある選手ですから、本領発揮はここからです。
出雲の距離でも強いんだぞ！という可能性をしっかりと見せつけてくれた高山選手の今後に期待です。

平林選手は区間4位で順位を1つ押し上げ、相当な差をつけられていた3位城西大学にかなり迫る4位フィニッシュでした。
青山学院を抜いてからは前の城西大学が見えないという辛い状況の中、全力で詰めにかかって最後は3位城西大学とさほど間を空けずに続いてゴールするまでになっていました。
城西大学のアンカー山本唯翔選手が箱根5区で区間新記録を打ち立てた実力者であることを思えば、これは相当立派な結果といえます。
エースとしての役割を果たすぞ！という気概を感じる走りを見せてくれましたね。

終わってみれば、内容は決して悪くありませんでした。
むしろ充実の結果です。
そうはいっても、選手たちにとっては特に明確にミスをしたわけでもないからこその悔しさがあるでしょう。

まずは、全日本大学駅伝に向けて、ケガなくコンディションを整えることをどうか頑張って欲しいと素人目線では思ってしまいます。
ベストな走りができることが一番ですので。

もう一つの出雲駅伝を走った鎌田選手、田中選手もいます。
まだまだ強力な選手たちが控えてます。
こんなもんじゃ無いぞ！というのをぜひ見せつける全日本駅伝にしてください。
応援してます！

皇學館大学の大健闘

さらに出雲駅伝には寺田監督率いる皇學館大学も出場していました。
関東勢相手にはやはりきついものがあるか…と思いきや、
アンカーの4年松野選手がなんと区間10位という関東勢に匹敵する走りを見せてくれました！
順位も一つ上げて18位でのフィニッシュでした。

寺田監督の指導の成果が早くも現れ始めているのでは？という期待が感じられますね！

10/14には箱根予選会があり、皇學館大学も出場します。
（禁止にならなければ）現地にて応援する予定です！

それではまた！

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