緊急入院とその理由。妊娠出産は奇跡!



初めまして、kanonと申します。
私は2021年1月に低出生体重児の男の子を出産しました。
まさか自分がこんな体験をすることになるなんて・・・
けど本当に妊娠出産は奇跡の連続なんですね、一つとして当たり前にいくことなんてないんです。だから命は尊いのだと身をもって感じました。
これからここに綴っていくのは、当時の日記を交えた、私が実際に体験した3か月の入院生活と低出生体重児の赤ちゃんを出産するまでの記録です。
同じような境遇の妊婦さんやママさんにとって、少しでもお役に立てれば幸いです。
もちろん私の体験は、ほんの一例にすぎません。当時の私の気持ちと同じ方がいたら、現在の私から、こんな人もいるんだよ、大丈夫だよ、泣かないで、、、そんな気持ちが届けばいいなと思います。
なぜなら、当時の私はひたすら落ち込み、病院のベッドの上で様々なことを検索しては泣く日々でしたから。
そんな時、同じ境遇の方のブログや記事に救われる事もありました。
今度は私の体験した妊娠出産の日々を書いてみたいと思います。
少しドタバタした、少し笑える、少し呆れる(笑)、そんな毎日を振り返って、記事にしていきます。

緊急入院

10月下旬 【25週2日】
4週間ぶりの妊婦健診の日。
いつも診てくれる医院長ではなく、初めて見る女の先生。
エコーしていると、表情が曇り、看護師さんに「医院長いますか?呼んでください」と。何も知らされないまま別室でNST(モニター)を付けることに。その後医院長が来て、話があるのでご主人を呼んでくださいと言われる。羊水が少ないのと赤ちゃんが小さいので大きい病院に行ってくださいとのこと。何が何だか分からず入院の準備をして紹介状を持ち、大きな病院へ。そのまま緊急入院。MFICUの個室にて沢山の採血などを行い、主治医の先生からの話があった。
500gに満たないまま緊急帝王切開の可能性がある、それまでは退院もできない、このまま赤ちゃんが大丈夫なら週数を稼ぐ、けど低出生体重児になるだろう。500gで生まれても呼吸ができるように、ステロイドの注射を打つ必要がある。

当時の日記はこんな感じでした。
沢山説明されたものの、理解できたのがこれでした。つまり、羊水過少と低体重ということで緊急入院したのでした。モニターでも赤ちゃんが少し元気がなかったようです。
昨日まではなんともなかったのに、胎動もあったのに…生活が一変してしまって正直全てを受け入れることはできませんでした。
500gって…ペットボトル1本分…なんで?なんで?こんな感じで頭は混乱状態でしたね。
沢山泣きました。なんで私が?何がいけなかったの?普通に妊婦健診受けに来ただけなのに。それしか考えられませんでした。

もう一つ思ったこと。
私が産婦人科を選んだ基準。そこは最近できた新しく綺麗な病院だったこと。そして、すべて個室。そして…ホテルのような豪華な料理!!(言い過ぎ?)
その日も病室に運ばれていく料理が見えました。大きなエビフライと美味しそうなデザートでした。初めての出産、頑張ったご褒美に高いけど美味しい料理が食べたい!それが産院を決めた理由の一つでしたね。(浅はかですみません)
その料理が食べられないなんて…(今それ?)
冷静に考えればそんなことですが、なぜか単純にそう思ったのを覚えています(笑)

さて、ここから長い入院生活が始まります。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
妊婦さん、ママさん、そうでない人も、今日もお疲れ様です。
あなたにとってとても良い1日になりますように。

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