見出し画像

自民候補者陣営に空砲投げ込まれる 断ち切れぬ暴力の連鎖 | 沖縄知事選

今こそ暴力行為に対して政治的立場を超えてNoを示すべきではないか。

今回は自民党候補者に暴力被害が及んだわけだが、対立候補の陣営にも波及するおそれがある。

最大の対立候補現職の玉城デニー知事は、これまでのところ本事件について言及がない。
自身が知事を務める県内で発生した民主主義を脅かす蛮行に対し一切の声明を出さない点に、玉城氏の危機管理意識の低さが垣間見える。

さらに言えば、首相経験者が凶弾に倒れるという戦後かつてない事案が発生してから間もないにもかかわらずだ。

一方、今回の選挙戦における警備体制に不備はなかったか早急に見直しが必要だろう。

今回は空砲が投げ込まれるのを許してしまったわけだが、これが銃撃だった場合、はたして候補者の命を守れたのか。
沖縄県には長年の懸案事項である米軍基地移設問題がくすぶる。その対立の歴史は、統一教会問題よりも長く根深い。
このような状況下で鬱屈した感情を暴力行為によって発露させることは十分に考えられるだろう。

警備体制の見直しなど候補者の安全を守る環境整備が求められる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?