見出し画像

継縄の詳細な手順 - 緊縛技術解説

みなさんこんにちは、縛師のたかせ秦之助です。

本日は、地味すぎてあまり解説されていないことでお馴染みの、継縄を解説させていただきます。

たかせが常用しているもので2種類ありまして、それぞれ解説させていただきたいと思います。

動画での解説は下記をご覧くださいませ。

注意事項

緊縛は、無闇に実践すると、受け手さんに怪我を負わせてしまうリスクがあるため、安全に最大限の配慮をした上で、実践をしてください。

危険性や安全への配慮の仕方がわからない場合は、お近くの緊縛教室にて受講されることをお勧めいたします。

補足事項

雲雀結び

主に、縄尻で縄を継ぐときに用います。

比較的簡単かつ素早くできるので、個人的には多用していますが、縄尻が瘤にならないタイプの処理をされている場合は、継縄が抜けてしまうので、雲雀結びでの継縄はできません。

雲雀返し

「雲雀返し」という呼び名は、たかせが勝手に呼んでいるだけの造語です。

正確には「本結び」なのですが、緊縛において主に用いられる本結びとは手順が違うことと、用途も少々異なるため、あえてこう呼ぶことにしています。

こちらは雲雀結びとは違い、縄尻以外の位置で継ぐことができるため、受け手にとって危険な位置や手を入れづらい位置、留めが重なる位置などを避けたいときに用いています。

解説

雲雀結び

①左手で、継がれる縄のテンションを維持しながら、同じ左手で継ぐ縄を持つ

②右手の親指と人差し指を、縄頭の間に差し込み広げる

③右手に縄頭を掛けたまま掌を返し、右手の親指と人差し指で、指元の縄を摘む

④左手で摘んでいる縄を、引き出す

⑤右手の人差し指、中指、薬指を、できた輪の中に入れる

⑥右手の人差し指と中指で、継がれる縄を挟む

⑦左手を、継ぐ縄の輪の根本に持ち替える

⑧右手で挟んでいる縄を、継ぐ縄の輪に通す

⑨左手で、継ぐ縄を引き、輪を絞る

⑩左手で、絞られた輪を、縄尻までずらす

雲雀返し

①雲雀結びをつくる

②右手で、雲雀結びの割れている部分を開きながら、継がれる縄を、U字に折り返す

お知らせ

緊縛教室 縛楽式

定休日(毎週火曜、毎月第2木曜)以外、毎日営業中
未経験方から中級程度の方向けに、「コミュニケーションとしての緊縛」を前提に、「縛りの楽しさを知る」ことに重点を置いた緊縛教室を開催しています。

緊縛研究会 しばけん

毎月第2木曜日開催
熟練度を問わず、毎回テーマを決めて、ゆるく楽しく緊縛研究をする会です。

緊縛用語辞典

緊縛教室『縛楽式』が提供する緊縛用語辞典です。

えんいー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?