通勤ラッシュ

通勤ラッシュ。それは、毎朝やってくる。時差通勤だとか、時差登校だとか言われても、大きな駅だとたくさんの人がいて、あちらこちらの列が合流したり、分かれたりしながら流れを作っている。

淀んだり流れたりしながら人々が行き交うそのさまはまるで血管のようで、自分が駅という大きな生き物の中の小さな細胞か何かなのではないかという気持ちになる。

うまく流れになることが出来ると、ホームから改札までサクサク進めるが、一度変な流れになってしまうとそこから出るのはとても大変だ。

「流れをうまく読みつつ、身を任せる」これが通勤ラッシュでうまく立ち回るコツだと思う。

電車通学を始めてもうすぐ2年経つが、未だに上手くいかないことがある。それは、「列を横切ること」だ。

うまく流れを読むことが出来ないと、サラリーマンの方々とうっかりぶつかりそうになってしまう。流れの横断を避けることが出来る時は避ければいいのだが、どうしても横切らなくてはならない時はその列に対して垂直に切り込むのではなく、気持ち斜めに進路を定めて進むといい感じに進めることが最近わかってきた。

趣味も、勉強も、なんでもコツを掴み始めて実践する時が一番楽しい。

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