ついーとめも

世間は親に愛されない子は居ないと云うけれど、それは貴方方が幸せな境遇だったからだと思う。
私は親に愛されていたと思った事は無いし、愛して欲しいとも思わなかった。
そんな無駄な考えにただでさえ虐待を受けている少ない労力を使いたくなかった。
なので、病気も人間性も歪んでいる全ての物事を、自分の所為、親の所為にしている。
家では虐待、学校ではいじめで自分の居場所は限られていた。

それでも何処か居場所が欲しくて、色々な所で色々な人間関係を持ってみたけれど、でも自分の席は何時も無くて、へらへらへらへらしながら自分で用意していた。
どうしても自分という存在を、少しでも認めてもらいたかったから。
一人になるのが厭だったから。
私はお道化として馬鹿で幼稚な振りをして自分の居場所を探す事にした。
これは多分、ACの道化タイプにある傾向だと思われる。

親から虐待受けていた時も、友達から絶交された時も、勤務先で虐められた時も、彼氏に人として無理って言われた時も、知らない人に気持ち悪いって言われた時も、全部自分が悪いと思っていた。
私が醜くて歪んでいるから。人として生きているのに向いていないから。

学校で死ねって言われた時も、親に殺すって言われた時も、そうすれば全て解決すると思っていて、本当に死のうともした。何度も自殺未遂も自傷行為もした。
けれど、何処か少しでも生きていたかったとか、やりたかった事とか様々な事が脳裏を過ぎって、死ねなかった。
死ねば一瞬で楽になるかもしれないけど、生きる方が沢山苦しいけど、少しだけ頑張ってみる事にした。
今でも精神疾患で自殺未遂とか自傷行為諸々はやめられないけれど、それでも誰かの為に生きてみる。

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