一緒にオーダーしよう

今晩もまた、思いつくままに喋ります。さきほどまで行っていたレッスン、最後の方はSTRのCS439をお持ちになりました。ミディアムスケールの量産機からステップアップする際に、34インチにするか否かを悩まれていたところ、33インチの出物があるよということで紹介した楽器を愛用されています。最近5弦が必要なケースがあって検討中とは毎度話に出るので、ここぞとTEの情報を伝えました。

かつて4弦のベースしか流通していなかった時代にも、スリムネックの需要は一定数あり、例えば同じジャズベースでも、あっちは太い(厚い)こっちは細い(薄い)などと、各自の握り易さが選定基準になることも多かったものです。

長い経験の中で、50歳を超えるまでは、太かろうが厚かろうが、あまり気にしたことはありません。スケールは34.5も35も36も持っていたことがありますが、34をベストとするのが結論です。+−6mm程度は許容範囲で、つまり0.25インチ、33.75〜34.25はオーケーです。

その最後の生徒さんは33インチに満足しています。5弦ベースにも良いものがありますから問題無いでしょう。その方も、スリムなネックの5弦て、なかなかないんですよね、と私が常に口にしているのと同じ事を言っていました。STRはそもそも起ち上げから自由なサイズ設定をオートクチュールのメインメニューに据えていましたので嬉しい限りです。生徒さんはTE-538を、私はTE-548を同時にオーダーしない?松本まで行って木材選ぼうよ、と誘ってみました。そんなきっかけがあれば背中が押されます。

とはいえ、一日経って、FCGRのDulake flatの良さがじわじわと蘇ってきます。あの個体は良かったです。懸念事項はいくらかありますけれど。

てなわけで、なんの進捗もありませんが、Alusonicを含め、どうにも決めかねている様子を報告しました。明日にでもまたPU話を再開するつもりです。

あ、それで書くべき事を思い出した。AguilarのDCBを試奏できました。載せられているベースの性格かもしれませんが、想像に反してぽこぽこした温かい音でした。セラミック・バー・マグネットのシリーズ・ハムバッカーですが、形式だけでは音質は見抜けないものだと痛感しました。ネックがマホガニーだったから、その支配が強かったのかもしれません。

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