保険

30代から貯蓄性の高い傷害保険と生命保険に入って、当然国民年金やら健康保険やらの「納税」もあったから60歳で全てそれらが終了したのは日々の暮らしの負担を減らしてくれてありがたい。あ、健康保険(プラス介護保険)は払わねばなりませんが。

払い込みが終わり、受取のフェーズに入り、ほっと一息つけますが、あとはNISAを使って少額の投資信託くらいしか蓄財をしていないことは、この先の楽しみが無いも同然、という現実にがっかりします。

実は掛け捨ての保険類を自動車の任意以外は、もうやめてしまいました。病気になるのはこれから、という年齢ですが、これまで何も無かったし、将来に関しては受け止めればいいだけ、と覚悟を決めました。

けれど、介護に備える保険の案内を聞いて、これは単純に貯金として有りではないかと考えました。80歳まで払い込みを続けます。それまでに要介護2以上に認定されなければ、掛け金がそのまま返ります。要介護2となったとき、年額20万を10年間受け取れる仕組みは、それもまた掛け金の返還にほぼ等しい。ですから増えない。ただ預けているだけではあります。

ただし、保険としての機能は、80より前に要介護2以上の認定を受けると年金払い型の保険金受取が開始されると同時に払い込みも終了できます。この部分が保険会社側のリスクになります。死亡したならば、やはり掛け金相当額が支払われます。

私の場合、この契約は月々8440円でした。200万程貯めることができます。大した額ではありませんが、私の側のリスクは、考えてみても見当たらず、強いて挙げれば途中解約が極めて損なことくらいです。ですから80歳まではこれを収めると誓い、商品を購入(契約)しました。

この保険には特約が付けられ、それは掛け捨てです。認知症認定に対し一時金が払われるというもので、本来私はそっちの方がはるかに心配なのですが、やはり掛け捨ての保険には入らないポリシーを発動して、付加しませんでした。

自動車の任意保険も今週で満期を迎えます。ソニー損保を使っていましたが、今回購入したDSの親であるステランティスの保険商品があり、3年の長期一括が可能とあって切り替えました。当然ネット保険のほうが安いですが、ステランティス保険の場合、ステランティス車両の窓ガラス、タイヤパンク、キーの紛失などに対し、免責はあるものの年1回までなら等級の変動無しに利用できます。3年内に、1度でも何かしらで使えば、ネット保険との差額は埋まります。私の掛け方で3年で15万弱となりました。納得できる金額です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?