日記　００なんとかのネタバレもありで

もう少しで16時になります。11時に2回目のワクチン接種を受け、打った方の肩に痛みが増しています。熱や倦怠感は今の所表れていません。1回目と同じ病院に行きました。その時は若い医師で、今日は院長（たぶん父親）と思われる先生でした。お若い方の先生は、感染回復から3週間では早過ぎでは？と仰いましたが、本日は、最強の抗体ができるね、と否定的ではありませんでした。副反応が1回目より強く出るとしても覚悟の上です。今できることを早く終わらせたい、その一心で事を進めています。もちろん晴れて2回接種の証明書が手許にあります。明日の仕事は心配ですが頑張ります。

さて、今日はもう何もしないつもりで、病院からの帰り道にスーパーへ寄って、以後数日分の食料を準備するとともに、今日の昼食をSubwayで摂った後は、自宅で王座戦第四局をつけっぱなしにしてゆっくりしています。夜ご飯は買ってきたお弁当です。

たまにYoutubeにチャンネルを合わせると、例によってどんどん未知のレビュアーによる『ノー・タイム・トゥ・ダイ』評がトップ画面で推奨されます。既知の方、公開直前に復習動画を上げた方が鑑賞後に感想を述べているものや、さらに数日経って印象が変化した話などもありました。海外の評価を見たいのに何も来ないと思ったら、公開が今週末なのだそうです。日本が1週早いとは珍しいこともあるものですね。DVDのリージョンとか意味ないじゃん、みたいな。

Youtubeにアップされている、例えばベースそのものの商品批評とかレクチャー動画とかで、私の個人的な視線では見るに堪えない、聴くに値しない情報が多くあるのに辟易していましたが、映画評の世界はもっと醜悪だった、というのが正直な所見です。語る人の「偉そう」であることに、私はそれなりに強い不快感を持ちます。

面白かった。残念だった。まぁそれはいいのだけれど、ことジェイムズ・ボンドのシリーズ作品、アンオフィシャル・バージョンとパロディを含めて過去26本の全てを見ないで語るなと言いたいです。感想を言うのは自由ですけれど、評価とそれは違います。ダニエル版だけを見てああだこうだと難癖をつけるのはやめてもらいたい。と1ファンとして思います。動画主に対して、おまえが目立ちたいだけだろ、クリック稼いで金にしたいだけだろ、と言い放ちたくなりますね、ぶっちゃけ。とやっぱり怒り心頭というレベルかな。

だから、なんで不満を書くかと言うならば、私感では『女王陛下の００７』と対称を成す作品だと思っているからで、テレサは死ぬが、今回はボンドが死ぬ。本作の娯楽映画としての圧倒的な完成度によって、浮かばれなかったジョージ版と、ダニエルによるボンドシリーズが、共に成仏できると思うからです。未だに、この2作の関係を検証する情報に出会うことがありません。米国での公開を待ちますかね。

あ、００なんとか、なんておかしなタイトルを繰り返しているのは、引退したボンドに替わって、すでに別の方が００７として仕事をされているからです。ボンドは、終盤にはダブルオーの称号を得て、職場復帰となりますが、末尾の番号は明らかにされません。7と帯同しながら任務遂行しているので、それ以外のナンバーということになり、結局不明なので「なんとか」と書きました。これもネタバレです。

あとフェリックス・ライターは60年前の初作からずっと存在するキャラクターなので、ダニエル版から現れたわけではありません。フレミングの原作にちゃんといます。そうそう、小説の方は私は『カジノ・ロワイヤル』しか読んでいませんでしたので、やはり偉そうには言えない立場ですね。