電気が止まっている

そう、家の電気が止まっている

もう何回目だろうか、高校を中退し17歳で働きだしてから早11年目。幾度となく電気代を払わず止まってきた

お金がない

お金がないのだからしょうがないのだと言い訳をしてきたが、普通の生活、なんなら浪費癖のある自分はありとあらゆるライフハックで電気が止まった場面を切り抜けてきている

例えば今回はこうだ

2021年コロナ禍の日本において地方では本当に安くホテルが泊まれたのでる

過去形なのは県独自の非常事態宣言発令により助成金がストップし割引の恩恵が受けれなくなったのである

その金額

実質一泊一円　衝撃的すぎる

ルール的には1番安いホテルを7泊連泊→他の安いホテルを一泊挟み、→また安いホテルを7泊

7連泊までしか一回の宿泊で割引が適応されないのだけど、家に帰りたくないor帰っても電気が止まっていた自分にとってはまさに神がかり的なサービスだった

今日久しぶりに約半年ぶりに家に帰り現実と向き合う

ケータイはいじれるようにモバイルバッテリーの充電は満タンだ

ゴミの散乱してる狭い部屋。動いてる家電は寝坊防止のために昔職場の先輩に買わされた目覚まし電波時計だけ。テレビもケータイの充電も洗濯もできない

毎度の事ながら国から生きていく事を拒絶されている気がして、いい気分ではない。払ってない自分が悪いのだけれど

電気代を払わず滞納し続けると契約解除されるをご存知だろうか、支払いを完了してもすぐに通電するわけもなく、一度自分から電力会社に電話をし、再送電のお願いをしないといけない

毎回ドライヤーや発火の危険性のある家電は繋がってないですか？と聞いてくる電力会社の人の声が恨めしい