独身女性に対する偏見はやめるべき

女性というのは、社会的に男性より優れていないとされてきた歴史が長い。最近になってようやく女性の社会進出が進んできて、ビジネスをする上での男女差というものは、一昔前と比べると、着実になくなってきていると言えるだろう。(まだ完全になくなったとは言い難いだろうが)

しかし、こと結婚のこととなるとどうだろう。女性のというよりは人間のライフスタイルが多様になってきているなか、独身女性に対する風当たり、偏見のようなものが強い気がする。

わたしは、自分にはない考え方、アイディアをどんどん身につけることができる、多様性社会は素晴らしいと考えていて、いろんな考え方の意見を尊重しようという意志をもち、生きている。しかし、先日、40歳を超えて独身である親戚女性を無意識に見下していた。「一生独身かよ、。」と。

そして、「私は結婚できないんじゃなくて、しないんです。」と言っていた中学校の美術教師をバカにしていたことを思い出し、ハッとした。

私自身は生涯独身を標榜している。自身が目指すライフスタイルを先輩として(?)実践している女性を見下していた事実に気づいて、自分の愚かさになんとも恥ずかしい気持ちになった。

まぁ、2秒後にはそんな気持ちは消え去り、これは改めなくてはと思い立ったのだが。

多様性を認めようと心がけている私でも見下してしまうのだから、そんなこと考えもしないひとにとったら、生涯独身の女性は格好の笑いの的だろう。実際、結婚するのと、しないのとどちらを幸せと捉えるかはその人によって様々なのに、独身の女性はかわいそうだと決めつけてしまうのはおそろしい差別のようなものだ。

恋愛の形は多様化している。それぞれの恋愛のスタイルを受け入れることが大事なのではないだろうか

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