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渋い大人に憧れるマーケッターの小話。

及川です、

男なら誰しも、
ちょいワル親父に憧れるものです。
  
タバコを吸い、
煙で目を細めながら、
 
「おぅ、これで落とし前をつけな。」
 
っと悪ぶりたいです。
 
チャラいウェーイ系ではなく
昔の任侠ドラマです。
 
◯高倉健さんの様な渋さ、
◯勝新太郎さんのような豪快さ、
◯松方弘樹さんの様な豪快さ
◯岩城滉一さんのようなかっこよさ

 
そんな一昔前の、
男気溢れる人間に
密かに憧れます。
 
無口で不器用、
義理人情溢れる。
 
そんな、人間に。
  
 

 
 
でも、そんな人間には
到底なれないわけです。
 
松方弘樹さんのように、
 
「あるもの全部……」
 
なんて言えません。
 
根は優柔不断なので
いつも迷います。
 
豪快さにかけます。
 
  
 
いきつけのバーに行き、
薄暗い静かなバーで、
ひとり静かに
 
「マスター…、
   いつものをお願い……」
 
ということが夢です。
 
店内には
静かにジャズが流れ、
ひとり物思いに耽る。
 
 
 
「マスター…
   俺の人生は間違ってたんだろうか…
   どこで狂っちまったんだ…」
 
 
 
なんてセリフをこぼし
一人で人生を悟る。
 
そんな渋い男に
憧れを感じます。
  
 

   
 
僕の場合、
人見知りをするので、
 
「マスターいつもの」
 
なんて渋く言えないです。
 
「ウィスキーをロックで
  1つお願いします。」
 
っと、かなり低姿勢で
ヘコヘコします。
 
渋さのかけらもありません。
 
 
シーシャを吸う機会があったので
これも悪ぶって
 
「お前も吸ってみるか?」
 
っと、ヤバさ満点のクスリを
推奨する人を彷彿とさせてみまたしが 
全然ダメです。
 
吸った途端に
咳き込む咳き込む……。
 
ゲホゲホゲホゲホゲホゲホゲホゲホ……
 
永久に咳き込み。
 
  
渋さのかけらもありません。
 
 
ただの、シーシャを初めて吸って
咳き込んでるやつです。
 

 
 
いつか、年齢を重ねた時に、
 
 「マスターいつもの……」
 
っと、渋い大人を演じ、
一人でウィスキーを嗜んでいたいです。
 
 
 
何を言いたいのか?
 
初めてシーシャを吸って
めっちゃ咳き込んだ話でした。

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