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#19アメリカで有名なファストフード店を比較してみた。

おはようございます。最近KALDIに売ってる博多明太子のり天にバカはまりしているすなっちゃんです。

さて、今回お話するテーマは「アメリカで有名なファストフード店を比較してみよう」です。

それではいきましょう。



ファストフードはアメリカでは非常に大きなビジネスです。全国規模に展開している企業から地方で展開している企業まですべて含めると、ファストフード産業は全体で3,314億ドルほどの価値があります。(2022年6月時点)

それでは、どのファストフード店が市場を支配しているのでしょうか?

この下の表はQSRマガジン(Quick Service Restaurant)でTruman Duというライターが作った表になります。おそらく見たことある、聞いたことある企業が多くあるかと思います。

毎年QSRマガジンはアメリカのファストフード店をTOP50までランキング形式で発表しています。このランキングの基準は、総売上、AUVs(52週通してオープンしている店舗の総売り上げ÷52週通してオープンしている店舗数)、成長率です。

しかしこの表は違い、Du氏はアメリカ内でそれぞれの企業が展開している店舗数を基準に比較しています。下が店舗数で比較したときのファストフード店ランキングTOP50になります。


1位のサブウェイは国内だけで20,000店舗も展開しています。これは他のサンドウィッチチェーン店の全店舗を合計した店舗数よりも多い数です。

この膨大な数の店舗効果はちゃんと売上にも表れており、サブウェイは2021年に約94億ドルの売上を残しました。これは競合相手であるArby'sに対して約2倍ほどの差があります。

2位はスターバックスで、15,000店舗以上を国内で展開しています。2020年はスターバックスにとって厳しい年ではありましたが、2021年には巻き返し240億ドルの売上をあげました。

3位はマクドナルド。13,000店舗以上を国内で展開しています。そしてマクドナルドはサブウェイやスターバックスよりも店舗数が少ないにもかかわらず、460億ドルの売上を2021年に残しています。これはサブウェイとスターバックスの売上を合計しても届きません。


新しい道を行くのは難しい?


先ほども言ったように、ファストフード産業は非常に巨大で、成功すれば年間売上何十億ドルなんてことも可能です。そもそもアメリカがファストフード文化が非常に根強いということも要因の一つです。アメリカでは朝、昼、晩のごはん全てがファストフードということも普通にあります。私もアメリカに住んでいたころ現地の友人と遊んでいた時は大体ファストフードに連れていかれていました。
しかし、だからと言ってファストフードは何も障害がなく成長しやすい産業なのかといわれるとそうではありません。その理由の一つが、規模は拡大しやすくても新たな道に進み新メニューを作成したりするのが非常に難しいことです。
例えば1980年ごろマクドナルドで新たなメニューとして発表されたマックピザです。マックピザは10年弱メニューに載っていましたが2000年には完全に消えました。メニューから消えた理由は様々あるのですが、一番の大きな要因はピザを作るのに他のメニューより比較的時間がかかってしまい、16分ほどお客様を待たせてしまっていたことです


ファストフード革命


ファストフードは大きく舵を切ったメニューを展開することは難しいかもしれませんが、今ファストフード産業では別の角度から様々な革命が起こっています。特にサービスの効率化と客の待ち時間短縮です。
例えば、スターバックスはほぼ全ての支払い方法に対応したモバイルオーダーサービスを導入しました。このサービスの利用者率は過去5年間で400%以上です。

さらに、2021年だけでマクドナルドのアプリはなんと2400万ダウンロードされました。

これからまた次の10年間はファストフードはどんどんテクノロジー面に投資していくと予想されています。これ以上にどんな革命が起きるのか非常に楽しみです。


まとめ


今回は「アメリカで有名なファストフード店を比較してみた」というテーマでお話してきました。

よく利用するファストフード店は入っていましたでしょうか?私はこの中だったらスターバックスです。それ以外はあまり食べないですね。サブウェイは大好きで小学生のころほぼ毎日食べてたので家の近くにできたらまた通っちゃうかも。

この記事を読んで少しでも面白いと思っていただけていたらめちゃくちゃ嬉しいです。

ありがとうございました。



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