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#55 生成AIは企業向けなのか?消費者向けなのか?

こんにちは。急に夏が終わって戸惑っているすなっちゃんです。

さて、今回お話しするテーマは「生成AIは企業が使うべきなのか消費者が使うべきなのか」です。

それではいきましょう。


オフィスで働く人にとっては、この1週間は大変な1週間だっただろう。マイクロソフトグーグルは2日違いで、会議への出席、Eメールの作成、出張のスケジュール管理、プロジェクトの進捗管理などを限りなく簡単にする生成AIツールを発表した。これらの製品は、ChatGPT、Dall-E、Midjourney、そしてBardの優れた機能を、さらに明確で応用可能な用途へと導いてくれると思う。そして、これらの生成AIはすでに職場に導入している企業も多くなってきているのである。おそらくこれは偶然ではないだろう。

生成AI現象が始まって約1年が経過し、この技術がまず企業で最も有用であることが明らかになりつつある。2ヶ月で1億人のユーザーを獲得したChatGPTは、AIチャットボットとその関連ツールが企業や消費者に適応可能であるかのように思わせた。しかし、ChatGPTは結局のところ、テクノロジーの上に構築しようとしている企業のためのデモのようなものだった。そして今、消費者のチャットボット利用が減少しつつある

マイクロソフトは特に、企業向けの非常に印象的な生成AI機能群を明らかにした。同社の「日常的なAIコンパニオン」であるCopilotは、Windows 11、Bing、Edge、Microsoft 365に搭載される。そして、会議の記録、電子メール、文書にアクセスできるようになれば、その威力を発揮することになる。

木曜日にニューヨークで開催されたマイクロソフトのリリースイベントでは、オフィスライフの最悪の部分を簡素化し自動化する製品が公開された。同社は長いワード文書を読み、最も関連性の高いポイントを強調してブログ記事を書くことができるテキスト生成AIのデモ版を公開した。また、電子メールをよく利用する職場の人間からの未読メッセージの要約をCopilotに依頼できる機能も紹介された。このテクノロジーは、欠席した会議の記録を読んで最も関連性の高い部分をメモしたり、ディスカッションの全文を照会したりすることもできる。Copilotにヘッダー画像の作成を促すといった単純なアップデートも公開され、かなり便利なようだ。

職場では、これらの製品の使い方を学び、プロンプトを理解し、マスターする意味が大いにあるだろう。特に、次の昇進や昇給、あるいは仕事そのものがそれに左右されるかもしれないことを考えればなおさらだ。利害関係が大きい場合、うまくいくまでチャットボットや画像ジェネレーターをいじくり回してみて、理解を深めようとするべきだと私は思う。反対に、消費者にとってはまだハードルが高く、理解するのに専門的知識もないので難しく感じる方が多いと思う。

しかし、私たちが仕事でこれらの生成AIに慣れ親しむにつれ、その有用性は私たちの私生活にも浸透していくだろう。AIを使って会議を計画することから、AIを使って休暇を計画することになるかもしれない。あるいは、テキスト生成AIを使ってブログ記事を書くこともできるので、日常のルーティンを文章化して発信することもできる。もしかしたら、亡くなった親戚や友人の言葉を長い文書に取り込んで、その素材をチャットボットにすることだってあるかもしれない。

また、私たちが日常的に使っている製品の中にも、生成AIの体験がよりいたるところで見られるようになり、移行が容易になるだろう。例えば、グーグルはBardをGmailに連携している。また、マイクロソフトはAI CopilotをWindowsの中に入れている。マイクロソフトの最高マーケティング責任者のYusuf Mehdi氏は、「Windowsの中にAI Copilotがあり、必要なときに自然に表示されることで、一般の人々がAI Copilotを試すきっかけとなり、現在よりもずっと多くの人が使うようになるだろう」と発言している。

マイクロソフトはまた、Bingの対グーグル比についても強気で、生成AIが競合他社に差をつけるのに役立っていないとの報道に反論しており、Mehdi氏もBingのシェアは確実に伸びていると発表している。

近い将来、今週発表された生成AIは、生成AIが我々の仕事を奪うのではないかという懸念をさらに和らげるだろう。これらのAIは、一度に2つの場所にいることを可能にする補助的なものであり、典型的な勤務時間を埋める無意味な仕事を削減するのに役立つはずだ。ブログ記事や企業デザインに均質化をもたらすかもしれないが、人間的なタッチがそれを緩和するのに役立つだろう。そして、過酷な労働の日々をもう少し管理しやすくしてくれるかもしれない。

まとめ

今回は生成AIが企業向けなのか消費者向けなのかについて説明していきました。

現在は複雑なプロンプトを書かないと本領を発揮しないような生成AIがほとんどですが、今後はこの点も改善され、消費者がより使いやすいツールへと進化していくのではないかと思います。

今回は以上となります!!

私は現在投資家の方向けのオンラインコミュニティを運営しており、ここでは投資生活に役立つ情報を幅広く発信しています。

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