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#24 二酸化炭素排出量をセクター別に見てみよう


おはようございます。この前スタバに行ったら高校生が数人で受験勉強していて最近の高校生の金銭感覚にドン引いたすなっちゃんです。

さて、今回お話しするテーマは「二酸化炭素排出量をセクター別に見てみるといったいどこが一番悪影響を及ぼしているのか?」です。

それではいきましょう。


あとこれは余談のようで大事な話なのですが、2023年2月中にニュース速報や決算、テクニカル自動分析、その他諸々のサービスが利用できたり、集まってチャットで会話できるようなコミュニティをディスコード上で作る予定です。情報は小出しでツイッターで発信していくのでもしフォローしていない方がいたらよかったらぜひ。


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それでは気を取り直していきましょう。




世界で問題になっている気候変動、この問題を解決するためには温室効果ガスの排出を減らさなければいけないことは皆さん周知の事実だと思います。

世界の国々が今地球温暖化を止めるために様々な対策をしているように、それぞれのセクターも可能な限りな対策をしなければいけません。

それではいったいどこのセクターが一番二酸化炭素排出問題へ対策できており、どこが一番足を引っ張っているのでしょうか?

上のイラストは Northstar Clean Technologiesが発表した、温室効果ガスの排出量をセクター別に見たグラフです。

一位は電気と熱です。まあこれは石炭がありますし一位なのは納得できますね。
二位は輸送。これも長距離輸送に必要な大きいトラックなどが二酸化炭素排出を加速させていますしEVも普及途中なことを考えると納得でいます。

私が驚いたのは製造業と建設業が3位に位置していることです。電気と熱や輸送は議論されることが多いセクターなので分かっていましたが、製造業と建設業がここまで多いとは思いませんでした。

このグラフをみると、2019年時点で製造業と建設業は63億トンの温室効果ガスを排出していることがわかります。
ここでOur World in Dataが発表したセクターごとの温室効果ガス排出量のグラフを見てみましょう。

上から電気と熱、輸送、製造業と建設業、農業、漏えい排出物、建物、工業、森林変化(破壊や劣化)、ゴミ、航空と船舶、その他、となっています。

製造業と建設業が2007年に農業セクターを抜いて三位になっていることがわかりますね。

解決策は?

製造業と建設業を温室効果ガス排出量を減らす一つの方法は、材料を再度別の目的で利用することです。これを行えば排気量とゴミを同時に減らすことができます。

例えばアスファルトシングルで考えてみましょう。アスファルトシングルとはガラス機材にアスファルトを浸透させて、表面に石粒を吹き付け接着してある屋根材です。



アメリカとカナダでは、一軒家をもつ家庭の75%はこのアスファルトシングルが付いています。

そして2018年、アスファルトシングルの86%が埋立地に廃棄されました。当然分解も生物分解もされません。このような資材をリユースしたりリサイクルすることが温室効果ガス排出量を減らすことにつながると思います。

私が今回グラフを引用させていただいたNorthstar Clean Technologiesはアスファルトシングルに使われている3つの主要素材を分解し再利用し市場に流しています。

この3つの主要素材を再利用することでNorthstarは、液体アスファルトを製造し利用するときに発生する二酸化炭素排出量の60%の削減に成功しました。



 

まとめ

今回は二酸化炭素排出量をセクター別に見た時どこが悪影響を与えているのかについて説明していきました。

最近アメリカ出身のアーティストが曲中に環境問題についてよく訴えたりしていて、改めて考えさせられる部分があったので記事にさせていただきました。

身近な問題なのはわかっているがイマイチ何がダメでどこを改善すべきなのかをわかっていない方が多いと思うので、今後もこういった環境問題に関する記事をあげていけたらと思います。

ありがとうございました。

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