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【長野県大桑村】長野の休日、木曽散歩その3 須原宿 22.09.10_12:40

 野尻宿の江戸側の隣が須原宿だ。

 江戸から中山道で39番目の宿場になる。


 木曽の宿場の中では古くから栄えた宿場らしいが、1747年に木曽川の氾濫で今の場所に移転したそうだ。

 水に恵まれた宿場で、いたるところに湧き水が出るので、木をくり抜いた木舟と呼ばれる水飲み場がそこかしこに点在している。

 昔は旅人の喉を潤し、今では夏は冷蔵庫の代わりになったりいているらしいが、何しろ人の姿を見ない・・・

 水が豊かだからだろう。地酒「木曽のかけはし」で有名な蔵元蔵本もこの宿場だ。


 
 宿場は割りと昔の建物が残っている感じ。

 商業的ではないので、昔のまんまというわけにもいかないが、それでも美しい宿場街の佇まいを残している。

 

 宿場の京都側の外れは鍵の手に折れていて、宿場の見張りを担っていたようだ。

 その鍵の手のハズレに定勝寺という古刹が建つ。

 本堂、庫裏、山門が重要文化財で庭園も見どころ。

 宿場の法事は一手に引き受けているのだろうなぁ。
 




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