神宮外苑　オリンピックのお膝元散歩　19.04.21 12:41

外苑前に新しくできたナインギャラリーに中西敏貴氏の写真展「Signs」トークショーを見に行った。トークショーは中西敏貴氏、ギャラリーオーナー三村漢氏、風景写真編集長石川馨氏という豪華お三人。楽しくもためになる時間ありがとうございました。そしてその後、折角なので外苑あたりを散歩してみました。

神宮外苑。工事中の国立競技場は来年に迫る東京オリンピックのメインスタジアム。街は今、祭りの前の静けさの感。というか、本当にここでオリンピックが開催されるのだろうか？建設中の国立競技場さえなければそれすらも疑いたくなる。いつもの日常の週末です。

銀杏並木から外苑へと入る。
この時期、もう少し新緑の感じがするかと思ったが、新葉の発育は今ひとつ。ちょろちょろと生えだしました程度の感じでツンツンとした銀杏の木を飾るほどになるにはまだまだ。でも今生えだした木の葉が秋には見事に色づいて人々を楽しませてくれるのかと思うと愛おしさがこみ上げる。まるで目と鼻の先で建築中の国立競技場のよう。どちらも今まさにビルドアップ中。楽しみのための準備期間です。

銀杏並木から神宮球場へ。今日の神宮球場は大学野球中。第二球場では高校野球中とオリンピックのお膝元でスポーツの季節が到来している。

そして、建設中の国立競技場。
建築コンペではいろいろあったけれども、今、すでにほとんど完成の域に達している。このへんの進捗管理はさすがジャパンクオリティー。
来年にはここでオリンピックが行われるんだよなぁと思うと感動もひとしお。でも、見に来るかなぁ。大混雑だろうなぁ。大混雑の雰囲気だけを味わいに来るかもなぁ。競技はテレビで見たほうが見やすいんだろうなぁ。でも、せっかくのオリンピックなんだよなぁ・・・。
前の東京オリンピック、長野のオリンピックのときほどオリンピックに神秘性が薄れたというか、魔法の呪文の賞味切れというか、あ～んまり感動をしなくなっているのは事実。金儲けの裏側がちらつきすぎだからかな？

それでも来年にはここでオリンピックが開催されるのは事実。陸上決勝の開催時間の問題とか、真夏の東京の酷暑とか、いろいろ問題は耳にするけれども、やっぱりオリンピックなんだよなぁ・・・。