寒川神社参拝ついでに寒川の街散歩 21.02.13
寒川神社参りついでに寒川散歩。
神奈川県高座郡寒川町。
高座郡も今となっては寒川町だけが構成員。神戸山○組なみの脱落感。
以前は茅ヶ崎市も海老名市も大和市も綾瀬市も藤沢市の一部も高座郡だった。
呑気な律令の時代なら相模国の中心だったんだけれども、今となっては・・・。
寒川町も不思議な街で、東日本では一番人工の多い町であり、三浦市なんかよりも全然人口が多い。
昔から川も近く、東名のICにも近く、工場が多く裕福な町というのが子供の頃からの印象だった。
節目節目で茅ヶ崎市が合併の打診を何度となくしていたはずなんだけれども、今でも独立独歩を貫いている。
市になったりどこかと合併したら高座郡事態が消滅すると思うと頑張って欲しいなぁ。
東名ICは近く圏央道も通って車移動は便利なところなのだけれども、鉄道となるとやっと電化になった単線の相模線が通るのみ。
サラリーマンが住むと考えると地元の企業に就職でもしないかぎり不便を強いられるはず、新しく若者が住もうという発想にはならないだろう。
東海道線沿いに有り、わりかと便利な茅ヶ崎市民であった自分ですら、サラリーマンとして働くと考えるとその不便から地元と袂を分かっているのだから。
それでも、相模国の一宮があり、農地が有り工場があり。海も山も割と近くにある寒川という場所。
でも相模線に乗っていると、寒川神社の参拝には寒川駅よりも宮山駅が便利ですという案内。
寒川駅から歩いて、松並木の参道を通って参拝をしてこそ寒川神社だと思うのだけれども、宮山駅なんて言う横っ腹の駅から便利で近いでしょっていう理由だけで楽に参拝されては、せっかくの町が潤わないじゃないか。
正直でいいけれども、神社や観光に携わる町の人達は迷惑かもしれない。
それでも相模国の一宮。参道も門前町もなにもないけど、厳か風な独特な雰囲気は個人的には嫌いじゃない。
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