見出し画像

不動前から大鳥神社まで なかなかディープな目黒散歩 20.02.29 14:40

目黒の五百羅漢で写真展を見るついてにお不動様のある街をウロウロしてみた。
東急目黒線は都会の中に下町風情というか、昭和の雰囲気が沿線に残る路線。
といってしまうとそれまでだが、実際は、東急の大井町線、池上線、目黒線、東横線が微妙に干渉し合う不思議な文化圏。というのが印象。

画像2

今日、人生で初めて降りた不動前なのだが、もう何があるかは一目瞭然。門前町・・・なんだよなぁ。
その割に駅前は小洒落た雰囲気。今どきって感じ。
それが少し駅を離れると・・・。

画像1

不動前という駅名なのだが、ではお不動さんがすぐ目の前かというとそうでもなく、不慣れな町を結構歩いてたどり着いた感じ。
目黒不動尊はこちらという道案内のカンバンが至るところに出ていてマヨくことはないのだけれども、どうも最短経路を行っているか?と不安になったりする。それでもたどり着いたから良しとするが。

画像3

目黒不動尊の山門の巨大さには驚いたなぁ。
こんなもんがこんな住宅街に存在するなんて。
目黒不動の境内の広さも驚きだった。
そこそこ有名だから、普通じゃないとは思っていたけれども、なるほどね。
江戸三大不動は伊達じゃない。

画像4

ここ、売ってビルを建てたら・・・ついついそんな事を考えてしまう小市民。
自分とはあまりにかけ離れた世界。このあたりのマンション一つ手にすることはないだろうが。

画像5

目黒不動を塀沿いにぐるりと回り込むと五百羅漢寺がある。
目的の写真展はここで行われているのだが、展示の写真自体は今ひとつ・・・(笑)
それどころか、寺の五百羅漢は撮影禁止。え~~~~~~~~。
しかも、500円もの拝観料を取られて仏像は見るだけって・・・かなりがめつい。

画像6

都会ならではの狭い境内に縦横無尽に堂宇が並ぶ五百羅漢寺。
元は本所のあたりにあったらしいが、明治になって現在地に移転。
地元ではどういう扱いなのだろう?排他的な感じがしてならないのだが。

画像7

五百羅漢寺を出て目と鼻の先は山手通り。
そのまま目黒駅に向かっても良かったのだが、上り坂を嫌って、そのまま目黒通りまで歩いて大鳥神社に参拝。

大鳥神社ということで、お酉さまだ。
つまり、年末には酉の市が開かれ賑わうらしい。

画像8

目黒区最古の神社という触れ込みらしいが、最古の神社という話に現代の区というくくりがどれほど有効なのか?
Webサイトを見てみると、テレビ雑誌の取材撮影には許可を取れはいいとして、出張カメラマンの七五三撮影は禁止というなかなか厳しい神社。知り合いや、友人撮影までも禁止なんだって・・・。目黒の寺社仏閣のがめつさだけが印象に残る。

画像9

都会の神社だから、最近非常識なカメラマンが多いのも事実だけれども、そこまでするかなぁという感想。
酉の市の熊手は欲を掻き取るものじゃなかろうに・・・。

そんな大鳥神社から、坂を上げるのが嫌でバスを待って東横線の学芸大学へ。そのまま横浜まで・・・。
なかなか経験のない目黒の街歩きは、目黒不動の大きさに驚き、五百羅漢や大鳥神社のがめつさにムカッとしたり、そこそこな山の手の都心部なのに昔ながらの木造アパートなども散見され、街歩きとしては面白かったけれども、気持ちが今ひとつシンクロしないのは、目黒なんて言う都会の雰囲気が合わないからかな?


画像10


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?