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自粛六尺 宣言当初は薄紅色のハナミズキの季節だったなぁ


4月の中盤から形ばかりのGWのころ・・・ヨコハマではちょうど緊急事態宣言が発令された頃がハナミズキの季節だった。
フラフラと散歩で近所の公園に行くと薄紅色の可愛いハナミズキが空を押し上げて咲いている。

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正直普段なら気にもとめない街の花なのだけれども、今年は生きとし生けるもの全てが愛おしく、美しく感じてしまう
そりゃ、何ヶ月も部屋にこもって生きていればそういうことにもなりますがな。これはコロナ禍の怪我の功名かな。

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ハナミズキも歌になるくらいだからその姿は健気です。
もっとも、ハナミズキだっていうのも公園の木に札が下がっていたから分かる話で、そうでなければどれがそうなんだか分からなかった。花とか木の名前とかそういうことに疎いんだよなぁ。高度経済成長の終盤、団塊の世代Jr.の子供として雑多な中で育ったため、ガキの頃にそういう優雅教育を受けてこなかったからだろう。腹が満たされないものにあまり興味がなかったし、同級生に居た東海道線の駅の名前をどこまでも言えるようなガキにはなるまいと心に誓って育ったため、花だ木だ自然だ何だってところの知識が欠落している。

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可愛いねとかキレイだなとかは思っても、結局そこ止まり。素敵な表現をすることができないのですよ。だからといって、今まで生きる上で困るようなこともなかったから良いのだけれども。

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花を見て名前をスラスラと言えるようなら街を歩いていても楽しいだろうな。とは、最近やっと思うこと。思うけれども、新しく覚えようとまでは・・・。だって、それじゃ、お腹が一杯にならないんだから(笑)

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近所の公園だけでなく、また、色々なところをウロウロと出来るようになったら思い直すこともあるかも知れない。新習慣、新様式。今までとは生活がガラリと変えさせられるみたいなので。
コロナ禍が早く去りますように・・・果ない夢がちゃんと終わりますように。


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