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晩秋のGoTo沖縄4日目 ハートロックな古宇利島 20.11.23 10:00


沖縄四日目。
そこそこ疲労が溜まっている。
今日は車移動であまり歩かない感じでと予定を立てて、とりあえず古宇利島へ向かった。
ちょっと曇天だったのが残念だったけれど。


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今帰仁村に属する古宇利島は車で行ける離島というキャッチコピー。分不相応な立派な橋がかかっていたのは日本政府の思いやりだろうか?


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古宇利島は沖縄県民にとっては特別な島。昔、島に一組の男女がいて、天から降る餅を食べて暮らしていたが、餅を蓄えるようになると餅は降ってこなくなってしまった。仕方がないので海に出て漁を行い働くことを覚えた。海でジュゴンの交尾を見て性に目覚め、やがて子孫が増え琉球人が誕生した。
なので、恋愛の聖地と呼ばれ、ハート型の岩はパワースポットとされ、カップルで行けば恋愛が成就すると言われている。
琉球人はジュゴンや海の魚よりも後にできたという驚きの伝説。まぁ、いいんだけれども。


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キャッチーな伝説だ。ハート型の岩がこれを見ないで沖縄観光を語るなくらいの勢いで観光紙にのっているのでついついやってきてしまったのだが・・・


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分不相応な古宇利大橋が完成したのが2005年。その手前のワルミ大橋が開通したのが2010年。
まだまだ大資本におかされていないところがいい。


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島は半農半漁で、サトウキビや紅芋、うにやもずく養殖に細々とした観光で産業が成り立っている。
島に点在するビーチを見て回ったけれども、空き地が多いので大資本が手ぐすね引いている気がする。


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橋をかけたまでは良いがその先の道路整備が止まっているみたいなので、大手資本の介入はその後にってことになるのだろうか?今のままでは工事のダンプが行き来できそうもない。


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猫の額のような漁港で少し海を眺めていたけれども、いいんだよなぁ。
時間がまじでゆっくり流れて・・・気がつくと1時間位あっという間。
こんなところに暮らしていると嫌なことなんて起こらないのではないかと思ってしまう。
入れ替わり、近所の人達が釣りをしに来る。
あわよくば夕飯の足しみたいな感じかな?


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でも、スーパーもコンビニも島には見当たらなかった。どうやって暮らしているのだろうか?
住めば住んだで大変なんだろうな。衣食住全てにおいて都会と同じ利便性はありえない。
自然か?開発か?不便か?便利か?
沖縄にいると色々考えさせられる。
土地が魅力的な分、問題も多い。


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そうそう、多分近い将来、自慢のハートロックは根本からポキリと折れて無くなってしまうことは間違いないだろう。
無くなった後、どうするのか今から考えているかなぁ?
恋人の島がハートブレイクじゃ洒落にならない。





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