梅と柑橘と仇討の街、春ののどかな小田原、曽我の風景 21.02.11
春到来、梅が咲いたという噂で訪れた曽我の街。
春を告げる可憐な梅の花とエナジーな柑橘の実色。
北条五代の小田原は風光明媚で温暖な地だなぁと改めて思う。
とは言っても梅の里曽我の地は1時間に数本来るか来ないかみたいな単線電車か慢性渋滞のバスが公共の足。
しかもJRは神奈川県内だと言うのにJR東海の管理のためスイカが使いにくく、到底生活の根幹を支えているとは言い難い。皆、車頼りの生活なのだろう。決して道路行政も充実しているとは言い難いのだが。
仕事はどうしているのだろうか?
小田原にそんなに仕事があるとも思えない。
農家は良いだろうけれども、サラリーマンはどうやって生活しているのだろうか?
スーパーだって見当たらなかった。駅前の商店街も数えるほどしか店舗はなかった。
ネットを使いこなせば不便はないのだろうか?
仇討の郷の誇りも人々の記憶のホコリの彼方に沈みそうだ。
ウロウロしていて気がついたのだが、以前は田畑だったところに人家が建っていたりすると、何している人だろうと不思議にも思う。
温暖な気候の光合成だけじゃ人は生きていけないだろう。
梅だって季節もの。農家もシーズンオフは何してるのか?
観光だって頼りになるほどでもない。
神奈川県内なのに微妙に不便。
都会から遠いってアドバンテージだよなぁ。
地方のご多分に漏れず、若者はどんどん地元を離れていってしまうのだろう!?
面白みのない勉強のできる子だけが地元の企業に就職できたりするのだろうか?
それでは地域は活性化しない。真面目とか勉強とかとは別な、なにか突飛な発想がないと・・・。
西湘っていうブランドでなにかできればいいのに。
観光客にはわからない秘密があるのだろうか?
なーんて事を思いながら街を歩くのは、かなり楽しい。
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