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2時間目:必然的にシュンってきた

Photographer:鳥さん
Writer:鳥さん

観光名所の山に登って、スナップ撮影をしていた時のお話。

当日はSONYのα7R3っていうミラーレス一眼に16-35gmレンズを装填していた。

お手軽な山なのでカメラの重さに首がもげる事もなく無事頂上に到着(駐車場から若い人なら30分程度)

頂上ではご家族でお弁当食べてたり、ツアーで来た団体さんが団欒されたりと色んな過ごし方があった。
一番の名物は裾に広がる茶畑だろう
写真を撮る人が残りの半分を占めていた


その頃僕は、ブンブンカメラを振り回しながらあちこち撮影してて、1人でいたおばあさんから「写真撮ってくれませんか?」と尋ねられた。 

手渡されたのは、ずっと連れ添ってきた相棒なのだろうか、部分部分シルバーの塗装が剥げ落ちてて使い込まれた感のあるコンデジ。

世間話をいくつか織り交ぜ
奈良から1人でツアーで来られた事や
旅行が好きだというお話を聞かせてくれた。

電源を入れて色んな設定確認して、じゃあいきまーすという合図で構図を変えながら3枚撮った。
おばあちゃんこんな感じだけど、どうかな?


出来栄えはメインにおばあさん、背景に名物の茶畑が広がる構図にした。

ありがとうね、おじいさんのカメラがまだ使えて嬉しいよ

2人はいまも一緒に居るんだなって
シュンときた・・・・・

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