広域的な配信系アプリのススメ

今日、配信系アプリというのはかなり多くの数がリリースされており、誰でも気軽に自分を発信できる環境にあります。昔は配信系のアプリといえばツイキャスが一般的でした。そのツイキャスも今や多くのユーザーを抱え、芸能人などの著名人などが利用しています。

私は元々ラジオが好きで、よく関西ローカルのFM802を聞いていました。そこでラジオDJというものを簡易的にやってみたいなと思うようになり、配信系のアプリをインストールしました。そんな私が配信系のアプリで学べたことを今回はみなさんとシェアしたいと思います。

配信系アプリのDJたち

私ははじめた原因として、音楽が好きで一つのテーマについてフランクにDJとリスナーが話すということがしたいというものがありました。しかし配信系アプリの実態は、可愛い声やかっこいい声のDJが最も需要のあるDJになっていました。

かなり悪くいうなら、いい声や可愛い声なら、内容なんて何もない、リスナーからのコメントを読んで笑っているだけの面白くもなんともない配信というのが人気だったのです。私は、一回私のやりたいようにやってみようということで本格的なDJのように、音楽の話を中心にDJをやってみました。結果はもちろん誰も聞きには来てくれませんでした。

需要がなかったという事実がこれまでないほどシンプルに目に見えたのです。ここで私の配信者としてのチャレンジは一旦終わりを迎えます。今から２、３年前いやもっと前の話だったかもしれませんね。

配信者として、配信系のアプリのDJたちに求められているものはかっこいい声でありそして可愛い声なのです。アニメの世界のようなふわふわした声、吐息が混じったエロティックな声、そんな声の持ち主が配信アプリの世界では活躍しているのです。

時はたち現在

私は現在、再度配信系アプリをしています。現在も当時と同じくリスナーの需要というのは変わっていません。いい声の持ち主がいつもランキング上位にいます。しかし、現在の私は配信系のアプリをとても有意義に使えています。それは何故なのか。

私には夢があります。簡単にいうと教育的な視点から高校生などの学生に向けてサポートを行うという学校でも塾でもないような場所を作りたいと思っています。その夢を持ち、プロジェクトを進めていく段階で、現役の高校生や学生に話を聞きたいと思うようになりました。今年24歳になる私が効率的に、そしてフランクに話を引き出せる場所。それが配信系アプリだったのです。

配信系アプリをみんなに聞いてもらいたい！という意識から、私のやりたいことは現役の学生にとって必要なことなのか調査するという意識に変えてもう一度チャレンジしてみました。

するとどうでしょうか。今の高校生は本当にしっかりしていて、私の話をよく聞いてくれ、そしてアドバイスをくれるのです。配信系アプリだからこそ、全く知らない他人の意見というものを聞くことができ、それは大きな自信に繋がります。

そして中には、私と同じような夢があるというリスナーとも出会うことができます。アプリの中で相談しあったりアイデアを出しあったりということができるのです。

もちろん多くの人は聞きに来てくれません。でもそれでいいんだと思えるようになりました。大切なことをあえて名前も顔も知らない人に相談する。こんなこと中々できないですよ。

配信者からの学び

私は最初に可愛い声や、かっこいい声の持ち主がランキング上位にいるという話をしました。しかしそんな何人もいる中のカテゴリーの中で一定の数字を上げることは難しいことです。

私のお気に入りの配信者の方に、可愛らしい声の持ち主の方がいます。その方は本当に配信の進め方が上手で、キャラクターはブレないし、リスナーの民度もいい、素晴らしくレベルの高い配信を行っています。

私はそんな配信から、周りとはカテゴリーは同じでも少し違うオリジナリティを学ばせていだだいています。毎日同じ時間に配信するというのも一般人の我々にとっては難しいことであり、さらに配信の中にひと工夫加え、配信のタイトル、アイコンがイメージ通りなんて、中々できません。すごいな、といつも思っています。

配信系アプリはめっちゃ使える

このように、私のマインドセットが変わるだけで多くの学びを得ることができるのが配信系アプリです。私と仲良くしていただいてる配信者の方も、それぞれ特徴があり、性格も違います。そんな様々な方がいる環境ですが、私は本当に面白いと思った人や興味のある人にしか食いついていないので、今私は配信系アプリをとても楽しめています。

私のために新たにリスタートした配信系アプリでしたが、いつの間にか普通に楽しみ、そして普通に学ばせてもらってます。本当にすごい人が多いんです。夢を持っている人、おしゃべりが面白い人、自分の強みを理解している人、自分を曝け出している人、全員から何かインスパイアされるものを感じます。私はないものを持っている。そんな人と出会えたことに感謝ですね。