見出し画像

Audibleで読書習慣がかなり変わった話

少し前の記事にも書きましたが、今は洋書の多読にチャレンジしています。
無理をしながら夜中まで読んでいたら首を激しく痛めてしまい、そこからAudibleで「聴く読書」に切り替えました。

かれこれ半年以上Audibleを聴く生活を続けていますが、もともとやっていた「目で読む読書」には戻れないくらい便利だと感じています。
特に、家事やら育児やらなんやらで忙しい方けど読書もしたい・・・という方におすすめです。

Audible以外にもいろんなオーディオブックのサービスがあるようですが、私は使ったことがないので今日はAudibleについてお話ししたいと思います。


Audibleのメリット①:何かしながらでも聞ける

私にとって一番のメリットは、歩きながら、家事をしながら、さらには風呂に入りながらでも読書ができることです。

本を読むには、本やタブレットをもって「よいしょ」とどこかに座りますよね(立って読めないこともないですが)。
しかも両手(スマホなら片手でもいけるかもですが)と目が本にロックオンされてしまうので、本を読むときはほかのことが何もできません。

本当は、読書中は読書に集中したほうがよいのだろうとは思いますが、そんな贅沢な時間はなかなか持てない方も多いのではないでしょうか。

・・・このデメリットを解消すべく、それこそスマホで本を読もうとしたり、書見台の「ほんたった」を買ってみたりしましたが、まぁ、無理でしたね・・・。
(ほんたったは、料理本を見ながら料理するときなど、ずっと開いておきたいページがあるときにとっても便利ですが!)

Audibleは聞きたい本をスマホアプリにダウンロードしておけばオフライン環境でもいつでも聞けるので、移動中や何かしながらでも読書を続けることができます。

電車通勤がある方などは満員電車でもイヤホンさえあれば読書ができるので便利だと思います(時々出社するとAudibleの進みがよくて驚きます)
音声の速さも変更できるので、目で読むよりも遅すぎてイライラする、ということもほとんどないと思います。

また、Bluetoothでスマホを防水スピーカーにつなぐと、入浴中も読書ができます。
とりあえず安いこのスピーカーを買ってみしたが、風呂で聞いても、何度か落としても壊れず、そこそこの品質で聞けているので満足しています。

今年、1泊二日で副鼻腔炎の手術をしましたが、手術前の待ち時間や、手術後の暇な時間もずっと一人でAudible聞きながら楽しく過ごせました。
全身麻酔で疲れていたので、紙の本だったら読めなかったと思いますが、聞くだけであれば体への負担も少なかったように思います。

Audibleのメリット②:月1,500円で人気作も聞き放題

Audibleには、月額1500円のサブスクリプションで、毎月新しい作品もどんどん入ってきます。
アメリカのAudibleのほうが洋書の取り揃えも多いと聞いたことがあり(そりゃそうですかね)、Free-trialを試したことがあったのですが、日本のほうがサブスクの料金内で楽しめるコンテンツが多いと感じたので、今は日本のAudibleを契約しています。

そもそも日本とアメリカのAudibleでは仕組みがかなり違うようです。
日本は聴き放題を売りにしているようですが、アメリカは月1冊好きな作品を買えるのが一番のメリットのようです。
日本の聴き放題に当たるPlus Catalogというカテゴリーがアメリカにもありますが、見てみると日本のAudibleで聴き放題の対象だった洋書の多くが対象外でした。

例えば、私がAudibleでドはまりしたFrieda McFaddenの著作は、日本のAudibleではほとんどのタイトルが聴き放題対象でしたが、アメリカのAudibleではPlus Catalogに入っているのは1冊のみ(The Devil Wears Scrub)だったようです。
ほかの著者も何人か日米で比較してみましたが、同じ傾向でしたね~

ただ、Plus Catalogなどの聴き放題タイトルだけに絞ったプランは8ドルほどで日本よりも安く(円安でちょっと微妙ですが)、アメリカ版には会員向けの割引もお得に利用できるようなので、全体として洋書を聴くのに日米Audibleのどちらが得かはよくわかりません。
詳しい方がいたらぜひ教えてください!

(何年か前に日本のAudibleを試した時はアメリカと同じく、ひと月に決まった冊数好きな本を買える仕組みだったような気がします。当時はあまりお得感を感じることができず、すぐに解約した記憶があります)

日本のAudibleだと、日本で話題になった本の多くが聴き放題で聴けるメリットもあります。
私は、Amazon Unlimitedにも加入していますが、最新作やヒット作は対象外になっているものが多いと感じています(それでもお得ですが)

Unlimitedでは提供されない、川上未映子さんの最新作「黄色い家」や村上春樹作品の多くも聴き放題の対象なので、かなりお得だと思います。
私は池上彰さんの解説本をお風呂の中でよく聞いています。

Audibleのメリット③:プロのナレーションから学べる

このメリットに魅力を感じる人は、通訳者かナレーターさんなどしゃべる商売をしている方だと思いますが・・・。

Audibleは日本語も英語もプロのナレーターさんが読んでいるものが多くあります。
素人の喋りとは全く違う明瞭さ、聞きやすさがあり本当に勉強になります。
(だからこそ、リスニングの勉強素材としてはこれだけでは物足りない部分もあるのですが)

中には、作者本人のナレーションもあり、それもなかなか面白いです(そして皆さんナレーションのプロではないはずなのに、本当にお上手)
オバマ元大統領や奥様のミシェル・オバマさんの自伝は、それぞれご本人が朗読されているみたいですね!

特に、プロの腕を感じたのがAndy WeirのProject Hail Maryですね。
一人で10人以上、老若男女や人間以外の音声まで音声編集技術も駆使しながら話し分けられています。
これは紙の本で読むよりも音声のほうが楽しめるのではないかなと思います(そしてこれも聴き放題の対象!)。

とりあえず、試してみて

最近読んだ記事によると、日常的にオーディオブックを聴く人は8.51パーセントとのことでした。
そもそも読書をする人の割合などもよくわからないので、この数字が少ないのか多いのかよくわかりませんが、まぁ、多くはなさそうですね。

読書をする時間もない、と悩んでいる人は結構多い気がしますし、月額のサブスクリプション料金もハードカバーの本1冊分くらいとお手頃なので、やらないほうがもったいないとすら最近は思っています。

まだ試されたことのない方は、無料体験もあるのでぜひ試してみてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?