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かわいそうと思いすぎないこと

「ビジネスの世界において下を庇いすぎることは致命的」という記事を目にした。競争の激しい環境にいるので実感する。周囲とフックのない人はあっという間に孤立し脱落していく。組織が前進していくためにはしょうがないことだけれど、見てて心が痛む。

今の私の課題は「かわいそう」と思いすぎないこと。つい助けてしまいたくなってしまうけど、競争の世界でそれやっていてはダメ。相手のためにも自分のためにも。いつまで経っても相手は成長しないし、しがみついてくる相手を助けようと自分まで道づれにされてしまったら本末転倒だ。(タデウス・ゴラス著「なまけもののさとりかた」にそんな一節がある)それに実際は、落ちたところで逆にその人がのびのび出来る可能性だってある。落ちた先に広がる景色は今までのものと全く違うものだけれど、そこで新しい発見や気づきがある。

気持ちを強く持つこと。「明日は我が身」とも思ってる。けど、出来ることやったのならそれでいいとも思ってる。「人事を尽くし天命待つ」の精神で。