韓国マンガをそうと知らずに読んでいた件

画像1 noteをザッピングしていると、中国や韓国でもマンガが大人気!という記事を見つけて、すごく驚いた。マンガが隆盛という事に驚いたのではなくて(いや、知らなかったけどね。)自分がスマホでつらつら読んでいたマンガサイトの作品が、韓国のマンガだと知ってとっても驚いたのだ。
画像2 ピッコマという無料マンガサイトの「俺だけレベルアップな件」というマンガなのだが、内容はなかなか尖がってて面白い。早く先を読みたいときには課金するシステムで、この作品が月額課金1億円を売り上げてニュースになったと知り、それも驚きだった。
画像3 個人的にはネット関係(ゲームとかね)に課金をしない主義なので、(ピッコマの場合)24時間おいて次の話が読めるようになるまで、のんびり待っているのだけど、若い人は待てないんだな~って思ったりして。人間の欲望をうまくくすぐる、その辺が商売の胆なんだね。
画像4 もう一つ驚いた点、それは、世界のマンガの潮流は縦読みになりつつあるらしいという事。ピッコマを見るとわかるけど(全作品ではない)、コマを縦スクロールするマンガがいくつかあり、個人的にはとても読みやすい。一つには、一コマが大きいので文字を読み取るストレスがない。(横スクロールは、1ページを全部画面に入れるので、スマホだとセリフが小さくて読みにくい。)二つ目には、目線が上下運動だけ、というか親指1本でサラサラ物語が流れていくので楽。
画像5 今のマンガ業界は、雑誌の売り上げよりコミックの売り上げが収入の柱になっているのだそうだけど、縦スクロールのマンガは、コマ割りのあるコミックにするにはかなり労力がいりそうだと思う。けど、多分コミックで儲けようとは初めから全く考えてないんじゃないかな、海外のマンガは。「マンガ雑誌」というものが日本以外でも作られているのかどうかはわからないけど、(アメコミはマンガ雑誌かな?)世界を相手にする場合、コミック化(現物)はむしろ負担が大きいと思う。
画像6 校正・印刷・運搬・並べる・販売、というアナログな手段を、今の時代は取らなくなっていると思う。片手の中に世界がある今(スマホのことね)、ものを持たない方向に世界はシフトしているんじゃないかな。
画像7 個人的にはアナログが大好きで、雑誌やコミックも無くなって欲しくはないけど、大きなビジネスとして見た場合は、ネットで一瞬に国境を超える方法の方が、すごく身軽で原価がかからない分儲けも多いんではないのかな。修正とか変更とか追加とか楽そうだしね。
画像8 先に出てきた「俺だけレベルアップな件」が韓国マンガだと気が付かなかったのは、セリフが日本語だったからというのもあったんだ。
画像9 知らないうちに、マンガも世界もどんどん変わっているんだね。(参考:松山洋サイバーコネクトツーさん/第263号『ドラゴンボールには一度も見開きが無い』)
画像10 (写真は、おなじみ池袋西武の屋上庭園。早春の庭でした。)

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