雨の日に歩く

画像1 雨の日曜日、カメラを持ってゆっくり出かけた。用事はあるが行く時間は自由に決められるので、駅までの道すがらあちこち寄り道しながら写真を撮って歩いた。もっぱらの被写体は小さな公園の花壇。誰かがお手入れしてくれて、いつも目を楽しませてくれる。
画像2 チューリップも咲いているけどそろそろ終わりかけ。そっと中を覗いてみる。しっかりした雌しべと黒っぽい雄しべ。受粉すると雌しべが膨らんで種ができるんだよ。その種を育てるとコロンとした球根になる、らしい。年々太らせて花が咲くくらい大きくするには、5年ぐらいかかるそうだけど。
画像3 こぼれそうでこぼれない雨の粒。チューリップの花びらにしがみつく透明な水滴を見るだけでも、雨の日に見に来てよかった。
画像4 咲き残っている八重桜。ふんわりした薄ピンクの花びらが、チュチュのようにふんわりでかわいい。雨の日は光が柔らかいね。やわらかいものを撮るにはいい日なんだね。
画像5 これはえーと、よく見るやつ。普通は単植されてると思うけど、小さい公園の花壇はあれこれ同居中。細い葉っぱの中にいても、なんだかいい感じな白い花。
画像6 今が見頃のつつじ。道路わきの植え込みにみっちり咲いていて、どう撮ったらいいのか悩む。柔らかな新芽も入れたいけど、花の位置と差がありすぎてうまくまとまらない。もう、花メインでいいや。
画像7 これは違う種類のつつじ。色味は似てるね。あの細い枝先からぱぁぁっと大きな花びらが開くって、不思議だ。。。
画像8 これもそろそろ見頃なハナミズキ。確か都の花だったと思う。花が咲き切る前のこのくるんとした形がかわいい。青空に透かした紅いハナミズキもかわいいよね。
画像9 これは、サトイモみたいな葉っぱが大きくなった植物。生えている場所がマンションとマンションの狭間の細長い土地で、ろくに日も差さなければ雨も当たらないという劣悪な環境。引っ越した住人が植えていったのかな。自然には生えない種類と場所だよ。それでも2~3年はここに根を張って生きている。1枚だけ残った大きな葉っぱを精一杯広げて。なぜかマンションの敷地整備からもお目こぼしされている。(表側はなんでも問答無用で刈り取られてた。)案外気にかけてる人が何人もいるのかもね。がんばれよ、サトイモ。(じゃないと思うけど。)

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