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1000日チャレンジ 781日目 本多劇場「カモメよ、そこから銀座は見えるか?」観劇記録

ゴールまで219日

★BMI:24.4

★先日、本多劇場で「カモメよ、そこから銀座は見えるか?」を観たので記録として残しておきたい。

◎公演概要
【日時】(東京公演)2023年6月3日〔土〕 〜 6月25日〔日〕
【場所】本多劇場
【主催・製作】(株)M&Oplays
【協力】ソニー・ミュージックアーティスツ、ユマニテ、スターダストプロモーション、鈍牛倶楽部
【作・演出】岩松了
【プロデューサー】大矢亜由美
【出演】黒島結菜 / 井之脇海 / 青木柚 / 櫻井健人 / 岩松了 / 松雪泰子

【ストーリー】(公式web site より引用)
「銀座、そこはかつて海だった。
その空には、鴎が飛び交っていたのかもしれない――。アキオ(井之脇海)とイズミ(黒島結菜)は早くに両親を亡くし、二人寄り添うように生きてきた。
今、アキオは銀座の広告代理店で働き、忙しい兄のためにイズミは手作りの弁当を職場に届けたりしている。イズミは、兄が大好きで、いつまでも二人で一緒にいたいと思っている。
そんな時、イズミは銀座の街で、「とみ」(青木柚)と「のぼる」(櫻井健人)と呼び合う、二人の若い浮浪者に出会う。この街に浮遊する彼らは何者?
そして、アキオは銀座で、父親の愛人だった葉子(松雪泰子)に出会う。かつて、二人の家庭を崩壊させた葉子に、しかしアキオはだんだんと惹かれてゆく。そんなアキオを見ているイズミ――。人の気配が消えた年の瀬の銀座に現れた二人の若い浮浪者、寄り添う兄と妹、彼らと対峙する美しい女性――。
それぞれのドラマが絡み合い、やがて兄と妹にもたらされる恩寵とは――。」

★感想
う~ん。難解な物語。それぞれの人から見えることは、実はそれぞれ違っているのだということをキュビズムの絵画のように、観客に同時に提示しているという感じ。すごい台詞の量を役者さんみんな、それぞれのキャラクターで熱演していた。
櫻井健人さん、初めましての役者さんだけど、丁寧でとても印象に残る演技だった。
お話の難解なことはそうなのだが、別の違和感も。こんなに、ずっとしゃべり続けている人たちって見たことないな、ということと、もう一つは、ほとんどの登場人物の感情表現が激しくて、ちょっと情緒不安定な人たちの集団といった印象。もうちょっとメルハリ効かせてもらった方が見やすいのだけどな。途中、ちょっとフラストレーションがたまってしまった。


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