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1000日チャレンジ 651日目 英語でアメリカ史を読む「A Little History of the United States」(35. The End of the World)

ゴールまで349日

★BMI:24.3

◎James West Davidson著『A Little History of the United States』(Yale University Press; Reprint版 (2016/9/13))を読みながらアメリカ史を勉強する。
35. The End of the World
(要約)
1960年代に入ると米国は3,000発を超える核兵器を保有していた。ベルリン、ベトナム、イランなどで東西対立の小競り合いのようなものも起きるようになっていた。米国がトルコにミサイルを設置したことをきっかけに、大きな危機が訪れる。1962年10月、米国のジョン・F・ケネディ大統領はソ連が米国に敵対的なカストロ政権ができたキューバにミサイルを配備しているとの情報を得る。米国は、それまでにカストロ政権転覆のための計画に失敗していた。米軍幹部は、ミサイル基地への爆撃を主張するが、ケネディは100%の成功が保証されない選択はせず、キューバの海上封鎖を行う。しかし、そのことは米ソ間の最大の緊張を招く。ソ連のフルシチョフ書記長はケネディに対し、トルコからのミサイル除去を条件に、キューバからのミサイル撤去を提案する。その後、米国の偵察機が撃墜される事態で緊張は最高潮に達するが、最後のところで、ケネディとフルシチョフは核戦争を回避した。

ordinary;通常の、horrifying;恐ろしい、catastrophe;大惨事、ruin;破滅、troop;軍隊、hedgehog;要塞、astronaut;宇宙飛行士、smuggle;こっそり持ち込む
for indeed;本当に

◎大統領側近でさえ、次の土曜日は来ないかもしれないと覚悟したというほど危険な状態に陥った”キューバ危機”の顛末が、簡潔にまとめられていて、とてもわかりやすかった。最後はトップの決断次第だったというところが、恐ろしい。


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