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1000日チャレンジ 980日目 所沢市民文化センター・ミューズ『ミューズ ニューイヤーコンサート2024』鑑賞記録

ゴールまで20日

★BMI:22.9

★先日、浅草公会堂で所沢市民文化センター・ミューズ『ミューズ ニューイヤーコンサート2024』を聞いたので記録に残しておきたい。

★ミューズ ニューイヤーコンサート2024
日程】2024年1月8日(月・祝)
会場】所沢市民文化センター・ミューズ アークホール
【出演】秋山和慶[指揮] 小山実稚恵[ピアノ] 東京交響楽団
主催】公益財団法人所沢市文化振興事業団 
【曲目】
J.シュトラウス2世:ワルツ「春の声」
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18
(ソリストアンコール:ショパン:ノクターン第2番)
ドヴォルジャーク:交響曲第9番 ホ短調 op.95 「新世界より」
(アンコール:J.シュトラウス1世:ラデツキー行進曲)

※小山実稚恵(以下、公式web siteより引用)
「圧倒的存在感をもつ日本を代表するピアニスト。チャイコフスキー国際コンクール、ショパン国際ピアノコンクール入賞以来、常に第一線で活躍し続けている。
 協奏曲のレパートリーは60曲を超え、国内外の主要オーケストラや指揮者からの信頼も厚く、数多くの演奏会にソリストとして指名されている。
16年度 芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した『12年間・24回リサイタルシリーズ』(2006年〜17年)や『ベートーヴェン、そして...』(2019年〜21年)が、その演奏と企画性で高く評価された。2022年からはサントリーホール・シリーズ、第Ⅰシーズン Concerto<以心伝心>を25年まで開催している。
 これまで共演したオーケストラとして、国内の主要オーケストラはもとより、モスクワ放送響(現チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ)、ベルリン響、ロイヤル・フィル、BBC響、イギリス室内管、ロッテルダム・フィル、シンフォニア・ヴォルソヴィア、ワルシャワ・フィル、モントリオール響、ボルティモア響などが挙げられ、フェドセーエフ、テミルカーノフ、マリナー、小澤征爾といった国際的指揮者と共演している。デュメイ、ギトリス、ブルネロといった名だたるソリストと室内楽で共演する。
 ショパン、チャイコフスキー、ロン=ティボー、ミュンヘンなど、国際音楽コンクールの審査員も務める。
 また東日本大震災以降は、被災地の学校や公共施設などで演奏を行い、仙台では被災地活動の一環として自ら企画立案し、ゼネラル・プロデューサーを務める『こどもの夢ひろば"ボレロ"』を開催。音楽を通しての心の交流の場、音楽に限らず子供たちが新たな体験をしながら、自分の好きなものを見つけられるような場を創りたいと、情熱を注ぐ。
 CDは、ソニー・ミュージックレーベルズと専属契約を結び、33枚をリリース。近作の2つのベートーヴェン・アルバム『ハンマークラヴィーア・ソナタ他』(2020年)と『ピアノ・ソナタ第30、31、32番』(2021年)は、深化するピアニズムが大きな話題を集めた。さらに2023年5月にリリースされた最新CD『モノローグ』まで7作連続して「レコ―ド芸術」特選盤に選ばれる快挙を果たした。
 著書として『点と魂とースイートスポットを探して』をKADOKAWAより、また平野昭氏との共著『ベートーヴェンとピアノ』(全2巻)を音楽之友社より出版している。
 2005年度 文化庁芸術祭音楽部門大賞、2013年度 東燃ゼネラル音楽賞洋楽部門本賞、2013年度レコード・アカデミー賞(器楽部門『シャコンヌ』)、2015年度 NHK交響楽団「有馬賞」、2015年度 文化庁芸術祭音楽部門優秀賞、2015年度 ミュージック・ペンクラブ音楽賞受賞。2018年度 大阪市市民表彰を受ける。2017年度には、紫綬褒章を受章している。
 東京藝術大学、同大学院修了。吉田見知子、田村宏両氏に師事。」

【感想】お正月らしいセットリスト。全曲に共通して華やかで力強いオーケストラの音色を満喫できた。ヴァイオリンの人たちは、「新世界より」では、度々腰を浮かしながらの熱演で、ブラボー!。小山実稚恵さんの演奏を生で聴くのは初めてだったが、力強さもありながら艶やかな音楽に魅了された。秋山先生の指揮も10年ぶりくらいだが、83歳とは思えない背筋がピンと伸びた指揮ぶりに改めてすごいと感じた。
「新世界より」が大好きで、様々なオーケストラの演奏を聴いてきたが、今回はトップ5に入る素晴らしい演奏だった。いつも第4楽章の冒頭でゾクゾクっとするのだが、今回も同様だった。今回はオーケストラの演奏をじっくり観たかったので、あえてバックステージの最後列の席(P席)を選んだが、これも大正解。オーケストラの皆さんの熱演や、指揮の秋山先生の表情がよく見えて良かった。お値段も3,500円と超お得。今回、東京都交響楽団の皆さんは、3日連続・別の会場で同演目の公演だったようだが、お疲れがでませんように。素晴らしい演奏をありがとう。


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