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1000日チャレンジ 811日目 山梨県立美術館 開館45周年記念「ミレーと4人の現代作家たち -種にはじまる世界のかたち」

ゴールまで189日

★BMI:24.5

★先日、山梨県立美術館で開催中の開館45周年記念「ミレーと4人の現代作家たち -種にはじまる世界のかたち」を観たので、記録として残しておきたい。

開館45周年記念「ミレーと4人の現代作家たち -種にはじまる世界のかたち」
◎概要
【会期】2023年7月1日(土)~8月27日(日)
【会場】山梨県立美術館
【主催】山梨県立美術館、山梨日日新聞社・山梨放送
【後援】NHK甲府放送局、テレビ山梨、テレビ朝日甲府支局、朝日新聞甲府総局、毎日新聞甲府支局、読売新聞甲府支局、日本経済新聞社甲府支局、産経新聞甲府支局、共同通信社甲府支局、時事通信社甲府支局、山梨新報社、日本ネットワークサービス、エフエム富士、エフエム甲府
【協力】 山梨交通
(以下、公式web siteより引用)「ジャン=フランソワ・ミレー(1814~75)は、産業革命以降、急速に近代化が進展する19世紀のフランスにおいて、自然と共に生きる農民の営みを描き続けた画家です。山梨県立美術館では、開館時に代表作《種をまく人》を収蔵して以来、自然豊かな県を象徴するコレクションとして、ミレー作品の収集を継続してきました。 当館開館45周年を記念して開催する本展では、ミレーの作品と共に、私たちと同じ時代を生きる4人の現代作家の作品を展観することで、多様な解釈を開くことを試みます。人の営みが様々な観点から見直される現代において、ミレー、そして現代作家の作品は、どのようなメッセージを私たちに発しうるでしょうか。私たち1人1人にとっての「世界」のかたちを探る機会として、それぞれの作品世界の共鳴をお楽しみいただきます。」

ジャン=フランソワ・ミレー 「ヴォージュ山中の牧場風景」(1868年 パステル・紙 70.0×95.0cm)(山梨県立美術館蔵)

ヴォージュ山中の牧場風景

(美術館web site;高精細画像へのリンク)

◎丸山純子 「無音花と記憶」(2023年;インスタレーション)

無音花と記憶

丸山純子;(以下、出品リストから引用)
「1999年立命館大学国際関係学部で環境と経済を専攻、卒業。2002年ニューヨーク市立大学ハンターカレッジで彫刻を専攻、卒業。身の回りのものを素材に、風景を作り直す。2004年Free Art Free準グランプリ受賞、2007年公益信託 大木記念美術家助成基金授与、2009年台北市・横浜市アーティスト交流プログラム審査員特別賞受賞、2021年文化庁新進芸術家海外研修制度にて渡独、 2023年Pollock-KrasnerFoundation授与。」

★4人の現代作家がそれぞれの世界観の中でミレー作品を解釈するという試み。第3章の丸山純子の部屋では「再生と循環」がテーマ。家庭で使用されていた木材やビニール袋、廃油をなどを使って「循環」にフォーカスしたインスタレーションを制作。
★他の現代作家3人とミレーのコラボ展示室もそうだったのだが、一見、ミレーの農村の風景とは違う感じがしたのだが、もしかしたら、あのミレー作品に登場する家の中はこうだったのかなと思えてくる不思議さがあった。それぞれの展示室の照明も工夫されていてよかった。

◎その他の作品

浅井裕介「大地と人」2023年
ジャン=フランソワ・ミレー「落穂ひろい(
初版」(1855-56年;エッチング)

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