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1000日チャレンジ 358日目 シャーロック・ホームズで学ぶ英文法 The Adventure of the Blue Carbuncle Scene 4(3)

ゴールまで642日

★BMI:24.0

★『シャーロック・ホームズで学ぶ英文法』(柴田元幸/西村義樹/森田修著;アスク出版;2022年)The Adventure of the Blue Carbuncle Scene 1(1)
海外の名作文学を読み解きながら英文法を学ぶシリーズの最新刊は、シャーロック・ホームズ。これまで、このシリーズは、ヘミングウエイが2巻、オスカー・ワイルド、オー・ヘンリーと全4冊、楽しく読んできた。シャーロック・ホームズは日本語でもちゃんと読んだのは2作くらいだが、今、NHKBSで再放送しているBBC制作のTVドラマシリーズは、現在まで30話近く、欠かさず観ている。今回の本で取り上げる「青いザクロ石の冒険」はTVドラマシリーズの中でも印象に残る話だったので、英語で読むのが楽しみだ。

◎物語は最終盤に。男の告白が続く。

creature;生き物(a living thing, real or imaginary, that can move around, such as an animal)、flap;はばたく、struggle;もがく、flutter;素早く羽ばたきする(when a bird or an insect flutters its wings, or its wings flutter, the wings move lightly and quickly up and down)、yonder;あそこの(over there)、huff;不機嫌になる(to say something or make a noise in a way that shows you are offended or annoyed)、choke;息が詰まる(to be unable to breathe because the passage to your lungs is blocked or you cannot get enough air; to make somebody unable to breathe)、convulsive;発作的な、sobbing;むせび泣き、clatter;ガタカタという音、rattle;カタカタなる音、collapse;つぶれる、とん挫する(to fail suddenly or completely)、felony;重罪、whimsical;風変わりな(unusual and not serious in a way that is either funny or annoying)

◎これで完結。すごい推理、と思ったものの、あの卸売人のところで男と出会ってなかったら、はたして、犯人にたどりつけたのだろうか?生産者本人は知らなかったわけだし。という疑問はわいた。とはいえ、最後はクリスマスなんだからということで、大岡裁き的な解決。ホームズは警察ではなく探偵さんというところが、このシリーズの良さなんだろうな。決着をつける責任は彼には無いので、他の物語でも犯人を知っていながら逃がす場面がでてくる。それにしても急に「出ていけ!」とか、気分の波が激しくてつきあいにくい人だな、ホームズさんは。ワトソンさんはよく付き合っていると思う。
★これまでの、ヘミングウエイなどの作品に比べて読むのに骨が折れた。やはり語彙力が大切。文法の解説は、もう一度最初から読みながら勉強しよう。音声も聞きやすい。ただ、イギリス英語好きとしては、もっと訛りたっぷりで読んで欲しかったかな。このシリーズでシェイクスピアも作ってほしい。


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