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1000日チャレンジ 419日目 『スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち』に行ってきた④フレデリック・エドウィン・チャーチ

ゴールまで581日

★BMI:24.3

★先日、東京都美術館で開催中の『スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち』に行ってきたので、印象に残った作品を紹介して感想を記しておきたい。
◎展覧会の概要;スコットランド国立美術館は、上質で幅広い、世界でも指折りの西洋絵画コレクションを有する美の殿堂です。そんなスコットランドが誇る至宝の中から、ラファエロ、エル・グレコ、ベラスケス、レンブラント、レノルズ、ルノワール、モネ、ゴーガンなど、ルネサンス期から19世紀後半までの西洋絵画史を彩る巨匠たちの作品を展示します。さらに、同館を特徴づけるイングランドやスコットランド絵画の珠玉の名品も多数出品。それらを西洋美術の流れの中でご紹介します。(美術館公式siteより引用)
開催場所;東京都美術館
開催日程;2022年4月22日(金)~7月3日(日)

◎平日に時間指定券で行ったので、比較的すいていて、ゆっくり好きな絵の前で時間をかけて観ることもできた。そのまま、17世紀以降のヨーロッパ美術史の教科書になりそうなラインナップに圧倒された。今、英語原文で勉強中の『A Degree in a Book: Art History: Everything You Need to Know to Master the Subject - in One Book!』にも登場する絵が、肉眼で見られて、「あーほんもの!」と思わず叫びそうになるくらい。大満足の展覧会だった。その中でも気に入った作品をいくつか紹介しておきたい。

☆『アメリカ側から見たナイアガラの滝』(19世紀米国の画家 フレデリック・エドウィン・チャーチ(Frederic Edwin Church、1826 - 1900))が1867年に描いた作品。スコットランド国立美術館蔵。

Niagara Falls, from the American Side(スコットランド国立美術館蔵)

今回の展覧会の最後を飾る絵。257.5 x 227.3 cmの大きな画面に、ゴーゴーと音を立てて落ちる滝の水音が聞こえてくるような、すごい絵だった。この絵の前で10分ほどゆっくり過ごした時間は至極だった。1867年のパリ万博のために制作された作品で、アメリカの現代美術をアピールする作品となったとのこと。
水しぶき、手前の岩、それらに直接・間接にあたるさまざまな光、すべてが完璧に描かれている。この作品を観られただけでも幸せだったと思えるほど感動的な作品だった。


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