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1000日チャレンジ 870日目 「シンプルな英語で話す世界史」で英語を学ぶ 88.Evolution of the European Union(EU)

ゴールまで130日

★BMI:23.5

◎ジャパンタイムズ出版 (2020/5/5)刊「シンプルな英語で話す世界史」(ジェームス・M・バーダマン /松園伸 著)で世界史の復習とともに英語の学習をしていく。

88.Evolution of the European Union(EU)
(要約)第2次世界大戦はヨーロッパ経済に大きな損害を与えた。アメリカは、ヨーロッパ経済復興のため、マーシャル・プランを策定・実行した。これにより、アメリカとの貿易が増加し、ヨーロッパ内の貿易も活発化、結びつきも強めることとなった。1958年にヨーロッパ経済共同体(EEC)を設立、さらにヨーロッパ共同体(EC)、1993年にはヨーロッパ連合(EU)の設立へと向かった。EUは1992年のマーストリヒト条約によって共通通貨制度を始め、2002年にユーロの貨幣・紙幣が発行され、12か国の共通通貨となった。一方、加盟国間の労働者の移動や移民の流入などの問題も抱えるようになり、イギリスは離脱を決めた。

extensive;広範囲に及ぶ、suffer from;に苦しむ、obstacle;障害になる、revitalize;復興させる、再生する、integration;統合、evolve into;進歩して~になる、migration;移動、threat;脅かすもの
displaced people;難民

the Marshall Plan;マーシャル・プラン「1947年6月にアメリカのマーシャル国務長官が発表したヨーロッパに対する経済援助計画。表向きはソ連を含むヨーロッパ全域を対象にするものであったが,ケナンら国務省政策立案者はソ連の勢力膨張に対する封じ込め政策の一環と位置づけ,ソ連,東欧の不参加を前提に計画を策定した。マーシャル・プランは西ヨーロッパ諸国の経済再建と共産主義勢力の後退に成功したが,東西ヨーロッパの分裂を決定的なものとし,冷戦は激化した。51年末に終了する援助総額は約130億ドルに達した。」(山川 世界史小辞典 改訂新版より引用)

◎この本が出版された後の2021年にEUから正式に離脱した。世界には、ナショナリズムの潮流が強まっており、EUの一体性がこの先も安泰なのかはわからない。今後もロシアとの向き合い方など、課題は次々と生じるのだろう。


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