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1000日チャレンジ 787日目 東京都美術館「マティス展」①マグノリアのある静物

ゴールまで213日

★BMI:24.5

★先日、東京都美術館で開催中の「マティス展」を観たので、記録として残しておきたい。
◎概要
【会期】2023年4月27日(木)~8月20日(日)
【会場】東京都美術館・企画展示室
【主催】公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、 ポンピドゥー・センター、 朝日新聞社、NHK、 NHKプロモーション
【後援】在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
【特別協賛】大和証券グループ
【協賛】ダイキン工業、 大和ハウス工業、 NISSHA
【協力】日本航空
(以下、公式web siteより引用)「20世紀を代表するフランスの巨匠、アンリ・マティス(1869–1954年)。純粋な色彩による絵画様式であるフォーヴィスム(野獣派)を生みだし、モダン・アートの誕生に決定的な役割を果たした彼は、84歳で亡くなるまでの生涯を、感覚に直接訴えかけるような鮮やかな色彩と光の探求に捧げました。彼が残した仕事は、今なお色あせることなく私たちを魅了し、後世の芸術家たちにも大きな影響を与え続けています。
世界最大規模のマティス・コレクションを所蔵するポンピドゥー・センターの全面的な協力を得て開催する本展は、日本では約20年ぶりの大規模な回顧展です。絵画に加えて、彫刻、ドローイング、版画、切り紙絵、晩年の最大の傑作であり、マティス自身がその生涯の創作の集大成とみなした南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂に関する資料まで、各時代の代表的な作品によって多角的にその仕事を紹介しながら、豊かな光と色に満ちた巨匠の造形的な冒険を辿ります。」

◎アンリ・マティス「マグノリアのある静物」(1941年;ポンピドゥー・センター国立近代美術館所蔵)

マグノリアのある静物

(ポンピドゥー・センターweb site)https://www.centrepompidou.fr/en/ressources/oeuvre/Y5BlJZ2

★マティス晩年の代表作。赤で埋め尽くされた画面だが、背景の赤と画面中央の鏡に映る赤は色調が異なっている。マティスが「実験のタブロー」と呼んで制作に取り組んだ作品の一つで、数か月をかけて多くの準備デッサンを経て完成させた作品らしい。マグノリアは中央の花の名前で、モクレン科の植物。
並べられたそれぞれのモティーフのエッセンスを抽出して、画面構成を考えて配置したということなのか。ピカソもこの作品を高く評価していたらしいが、その話も納得という感じ。この後の、抽象絵画の先駆け的な作品ともいえるのだと思う。


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