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1000日チャレンジ 856日目 「シンプルな英語で話す世界史」で英語を学ぶ 82.South Pole Explorations

ゴールまで144日

★BMI:23.6

◎ジャパンタイムズ出版 (2020/5/5)刊「シンプルな英語で話す世界史」(ジェームス・M・バーダマン /松園伸 著)で世界史の復習とともに英語の学習をしていく。

82.South Pole Explorations
(要約)20世紀の初め、3人の探検家が南極探検を競い合った。アーネスト・シャクルトンの編成した隊の一部が、1907年、南磁極に到達した。地理上の南極点を巡っては、1911年、ロバート・スコットとロアルド・アムンセンが熾烈な競争をした。アムンセンは犬ぞりを使って1911年12月14日南極点に到達し、極点にテントとスコット宛ての短い手紙を残して、無事にノルウェー帰還した。一方、スコットは1か月後に極点に到達するが、帰路、食糧不足や寒さのため、全員が凍死をすることになった。シャクルトンは、1914年、南極点を経由して南極大陸を横断する計画を立てるが、彼の船は10か月間氷に閉じこまれた末に破壊されてしまう(最終的に全員救助される)。

nautical;航海の、thereafter;それ以来、その後、despite;~にもかかわらず、hamper;阻止する、ironically;皮肉にも、ice floe;浮氷塊

magnetic South Pole/geographical South Pole;南磁極/南極点;「南磁極は、コンパス(磁石の針)が示す南極です。南極点(なんきょくてん)とは場所がずれています。南磁極に立つとコンパス(磁石の針)が垂直に立とうとします。南極点と南磁極とのずれは毎年大きくなっていて、南磁極は1年に10キロメートルぐらいずつ、北西から北方向に移動しています。」(環境省web site 南極辞典より引用)

◎スコットとアムンセンの競争については、現在でも、ビジネスを行う上での危機管理や意思決定の教材として使われている。日本での八甲田山雪中行軍の悲劇においても、そうだが、危機管理や意思決定における準備段階の重要性を改めて考えさせられる出来事だと思う。


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