見出し画像

1000日チャレンジ 150日目

ゴールまで850日

★BMI:24.1

★『ヘミングウェイで学ぶ英文法2』(倉林秀男、今村楯夫著;アスク出版;2019)Chapter 4 "A Clean, Well-Lighted Place"

これまでで一番難解な作品。スペイン?の深夜のカフェ。客は耳の聞こえない常連の老人が一人。ウェイターが2人。年上のウェイターは老人客を追い出した若いウェイターに不満。やがて年上のウェイターが1人でバーに。というような展開なんだけど。ウェイターさんの独白がよくわからない。

解説では、聖書の一説を言葉を置き換えているらしい。欧米の人はそれを理解してこの作品を読むのだろうか?

その外にも、街を兵士と一緒に歩く女の描写で、”The girl wore no head covering and hurried beside him."というところ。このころのヨーロッパでは帽子をかぶっていない女は、売春婦を意味していたらしい。そんなの知らないよね。

キーワードは、”nada"。スペイン語で、英語のnothingという意味らしい。こういうのも欧米人はすぐわかるのかな?

海外の小説を本来の意味で読むのは、なかなか大変そうだと改めて思った。まあ、日本でも純文学なら同じようなことなのかな。

接続詞の使い方も、これまで勉強してきた英語の語法とはちょっと違う。3つ以上を並べるときは、A, B, C and D というふうに習ったけど、この小説では、A and B and Cのような構文が多い。ofの使い方も、A of B of Cというのも文学ならではなのか?

丁寧な解説付きで、こういう本が読めてよかった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?