見出し画像

友人の言葉で納得した話

先月は卒業生の披露宴、今月は社会福祉省からの施設認定証を受け取るためにプノンペンに行きました。

先月は行きも帰りも卒業生が車を運転してくれて、ほかの卒業生たちと合流。
移動も食事も誰かしらが面倒見てくれて、わたしはホゲーっとしたままついて行くのみ、

あまりにみんなが全部やってくれるから途中でわたしにも何かさせてよと言うたけど、みんなからええから、ええからと諭される。

今月のプノンペン出張も行きのバス手配、帰りの飛行機手配を卒業生がしてくれて、急に決まったプノンペン行きだったけどあっという間に移動手段は決まった。

プノンペンに着いたら着いたで、また食事やらコーヒーのお土産まで2人の卒業生がしてくれて、わたしもさすがに最後の食事はこっそり支払いすませたけど、こんなにやってもらってええのか?というくらい手厚くしてもらった。

そして迎えた最終の夜は、卒業生全員が忙しくて日本人の年下の友人に会った。
そしてまたその人が支払い済ませてくれたので、それはあかんてと言うたら、

ひろこさん、卒業生も僕もひろこさんに奢れる自分になったことがうれしいんですよ。
今まで散々してもらってるから、何かしたい、できる自分になったという僕らの気持ちを受け止めてほしい。

って言われて、うなった。

そうか、そういうことなのか…。

卒業生たちも何かできるようになった自分を誇らしく思ってるはずですよと言われて、先月から何でみんなこんなにいろいろしてくれるんや…という気持ちが100%うれしさで受け止められるようになった。

たしかにわたしも若いころ、毎回年上の方々にたくさんのお気遣いをいただいてきた。
ええ歳になって、できるときには少しでも気持ちをお返しできたときにはうれしかった。

しかも、そういう年上の方々によくしてもらったからこそ若い人や卒業生たちにも逆に自分が何かしたいと思い続けることもできた。

しかもその若い友人は、でもシェムリアップ に行ったらまたよろしくお願いしまーす、今回はプノンペンなのでひろこさんはお客さんですからねときっちり甘えてくれるあたりが憎い。

奢り、奢られがこんなスマートに運ぶってなんか幸せやな。

友人はほんとにいつもグズグズ言うて、いつもまた始まったとそのグズグズを聞く役目に回ってたけど、今回はほんまええ仕事してくれた。

みんなありがとう。
けど、わたしもまだまだみんなに何かをさせてください。
ほんまにヨボヨボになったときは全面的によろしくお願いします笑笑

この記事が参加している募集

お金について考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?