明日までにこのフランス語の6つの法則の単語を覚えてくるように、とか言いながら先生みたいな人が黒板にサラサラーっと何か書いてすぐ消す。
消すの早すぎるやろ。
全然、覚えられへんし。
ほんで、6つの法則の単語て何?
6つの単語でもなく、単語の6つの法則でもないんか。
とか考えながらさっきまで優しかったクラスメイトの顔を見ると、急によそよそしい態度で離れていく。
隣の女子は、わたし、もう完璧です、みたいな顔してる。
え、全然覚えられへんねんけどー。
っていう謎の夢を見た。
わたしの知ってるフランス語は
めるしーぼくー
ぽなぺてぃ
おにば
この3つだけや。
フランス語が出てきた謎は深まるけど、こういうとち狂った夢を見るときは大抵何かにテンパってるときです。
何にテンパってるのかも心当たりはある。
円安め。
自分の努力で円高にはできへんし、円安の中で自分にできることってなんなんやろかと考えすぎた結果、この夢や。
起き抜けに、なんちゅー夢見んねんと自分で自分に笑えて、どうでもよくなるといういつものパターン。
めちゃくちゃ悲観的になって、不安になって、最終的にもうええわ、なんとかなるやろ、いや、ちょっと考えるのやめよ…っていう流れで落ち着くねんな。
つまり、流れに身を任せると。
目の前に何か現れたときに慌ててもしょうがないんよな。
いつか何かが現れるかもしれんから、何もないときにやらなあかんことを地味にやっとく。
それで大抵のことは乗り切れる。
しらんけど。
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