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リサ・ラーソン展に行ってきた

いわき市立美術館のリサ・ラーソン展にいってきた。

リサ・ラーソンといえば、マイキーと呼ばれる目つきの悪い横向きのシマシマネコちゃんのキャラクターが有名だが、わたしはかつて履いてたユニ●ロパンティの柄が、たまたまそのネコちゃんだったというくらいの絡みしかない。展覧会のCMをみて、「可愛い〜見にいきたーい」というミーハーな理由で足を運んでみた。


リサ・ラーソンはスウェーデンの陶芸家なので、主に動物をモチーフにした焼き物が代表的な作品らしい。彼女と彼女と親交があった方々の作品を見ることができた。

その作品たちは、猫やライオン、犬やクジラ、人間など、様々な生き物が焼き物として展示してあり、それぞれ笑っていたり、困った顔をしていたり、どれも絶妙に愛嬌のある表情をしていた。


どんな様子で作品が作られているのかを、実際に見たわけではないけれども、きっとどの子を作るに当たっても、完成をたのしみにしながら作られてきたんだろうな、という様子が伝わってきた。


アイデアを練るとき、粘土を捏ねながら作品を作るとき、形を作って乾かしているとき、色付けをするとき、釜に入れるとき、焼き上がりをみたとき…


作品を見るたび表情にツボったり、意外な仕上がりに驚いたり、陶芸の全てを愛していて、ポジティブな気持ちで常に作り続けていたのではないだろうかと思う。


どんな感情でも作品として昇華することはできるけれど、どうせならやっぱり楽しいな、好きだな、という気持ちで作り出していきたいな。カッコつけたり、依頼人に媚びたりすることのない純粋で前向きな気持ちで。


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