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Macで天体観測 vol.1

大学受験では第一志望校に合格できたお祝いに両親にMacBook Pro 13inchを買ってもらえました。メモリをカスタマイズしたので高価な代物になってしまいましたが、本当に感謝してます。

私は最後のセンター試験世代の人間ですが、親が受験期の9・10月に入院するまさかの事態で、受験勉強がままならない時期がありました。突然の入院で精神的にも肉体的にもきつく、保健室に初めてお世話になったことも・・・退院後には浪人できないことのプレッシャーがかかる、うつ気味の母を支える、家事も引き続き手伝う勉強する模試も受けまくるセンター対策する先生と面談する・・・11月はマジでキツかったです。今は平穏な日常が戻っていますが、母は免疫抑制剤を服用しておりコロナにかかると重症化しやすいリスクを抱えています。

見た目は元気でもハイリスクな人はいるので、みなさま、STAY HOME.

憧れのMacBookを手に入れ喜んでいたら・・・

Windows対応のみの天文ソフトが山ほどある現実を後から知ることに・・・

しかし、デザインとグラフィックの美しさと使い勝手の良さ、ipadminiとiphoneの互換性に魅力を感じて欲しくなってしまったんだから、

MacのOSで天体望遠鏡のオートガイダー撮影にチャレンジしたい!そして、Dark&Flat処理 ,コンポジット処理等したい!使い倒すぞ!

と一念発起。大好きな球状星団の写真を撮影できるよう頑張ります。

この記事を読んでくださっている方のなかにもしMacで天体観測している方がいらっしゃればTwitterやDMで連絡ください!そうでない方でももちろん大歓迎です!お願いいたします。

※記事タイトルの上の写真は現在私が持っている望遠鏡でコリメート撮影した土星です。

私がMacに入れた天文系ソフト達

今はお金がないので無料ソフトのStellarium / skychart / varobs / PHD2 /  XEphem ・XQuartz / KStars / ASTAP /SiriL / GIMPを入れました。後から学割でPhotoshopとLightroomをいれる予定です。

XQuartzはLinaxみたいなものでこれでXEphemを動かせます。Macに仮想環境を自分で整備するのは手探り状態で大変でしたがターミナルと格闘の末、取り敢えず導入できました。やったー。

アストロアーツさんのステラショット が便利なので初めはBootCampを使ってWindows10をいれるつもりだったのですが英語さえなんとかなればオートガイダーが可能かもしれないことが分かったのでPHD2 / XEphem / KStarsを駆使して撮影に挑戦してみるつもりです。(不安ですけど。)

英語は得意というほどでもありませんが、高校生での研究活動で宇宙の論文を沢山読み、流し読みで概要は掴めるレベルには達しているのでチュートリアルもまあまあ理解できます。わからないことはググればいいですし。

よって、日本語版に拘らなければMacでも天文関係のソフトはまあまあ充実していることが判明しました。あとは努力あるのみです。

機材

現在持っている機材ははVixenさんのVMC95L鏡筒とMINI PORTA経緯台、ファインダー、自由雲台、デジカメ、コリメート撮影のためのアダプター、接眼レンズ、2倍バローレンズ、天頂プリズムなどです(下の写真参照)。

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オートガイダーには赤道儀が必須なので、購入しなければなりません。ここからは大きな四つの買い物について少し書きます。

1. 赤道儀はタカハシ製作所さんのEM200シリーズにする予定です。正直これさえあればこれからの遠征は一生お世話になるのではないかと考えています。実は、今ちょうどモデルチェンジのため開発されていて旧型の生産が既に終了しています。新シリーズがEM200-temma2Zからどう進化するのか非常に楽しみです。

2. 三脚もタカハシさんの昔ながらの木脚にするつもりです。木製なので重たいのですが安定性はあるので多少の風でも揺れにくいんじゃないかと期待しています。

3. 鏡筒は口径20cm以上のシュミカセを目指していますが、赤道儀のスペックを最優先に考えてますので予算と要相談になりそうです。目標は星雲撮影なので焦点距離の短いものにしたいところです。

4. 迷っているのがカメラです。理想は冷却CCDですが値段を抑えて普通のCCDにするかでも惑星撮影向けのWebカメラも気になる・・・一眼レフも欲しいけれど限界超えそうだしとにかく予算と相談・・・という感じです。

ただ、大学には写真が趣味の人も沢山いそうですし、友達ができればうまく誘って一眼レフを使わせて頂こうかと考え中です。。

※天体観測関連機材は両親との約束で自分でお金をためて買うということになっているのでバランスと将来性を鑑みる必要があるわけです

ある程度進捗したら更新していきますのでよろしくお願いします。

ここでもう一度言います。この記事を読んでくださった方のなかにもしMacで天体観測している方がいらっしゃればTwitterやDMで連絡ください!そうでない方でももちろん大歓迎です!お願いいたします。

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