風を待つ
梅雨の晴れ間
心は
まだ湿ったまま
小川のきらめきも
鳥の歌声も
今の私には眩し過ぎて
風に吹かれたい
髪が目に入った振りをして
波立つ胸の内を
風のせいにしてしまいたい
立ち止まる足元
一輪のたんぽぽ
ゆっくりと
綿毛を乾かしていく
朝の陽射し
小川はささやく
鳥たちは歌う
ほら
風だ、と
お目に掛かれて嬉しいです。またご縁がありますように。
梅雨の晴れ間
心は
まだ湿ったまま
小川のきらめきも
鳥の歌声も
今の私には眩し過ぎて
風に吹かれたい
髪が目に入った振りをして
波立つ胸の内を
風のせいにしてしまいたい
立ち止まる足元
一輪のたんぽぽ
ゆっくりと
綿毛を乾かしていく
朝の陽射し
小川はささやく
鳥たちは歌う
ほら
風だ、と
お目に掛かれて嬉しいです。またご縁がありますように。